TOP「学び舎」講座>「死と悲愛について」若松英輔との対話




 吉水岳彦先生と若松英輔の対談、第二弾です。テーマは、「死と悲愛」について。お互いの信仰と学びを軸に、それぞれの立場を織りなしながら、語り合います。弱さを深く見つめていくことの大切さなどについて、皆さんとともに考えたいと思います。

《吉水岳彦先生より》
  『平家物語』には、源平の合戦で東大寺の焼き討ちを行った平重衡が、死罪を前に法然上人との面会を懇請する場面があります。許され得ぬ罪を悔い、泣きすがる重衡の話を聴く上人は、言葉もなく涙するのです。
 正しく生きたいと祈りながらも、罪を重ねる人間のかなしさは、現代も変わりません。周囲からの無理解と孤独の闇は、罪を生じさせ、より一層孤独を深めてゆきます。かなしい人間のさがを熟知し、共に涙する悲愛こそ、人生の闇を照らす光となり、混沌の世を共に生きる力となるのではないか――。若松さん、皆さんとともに、この大切なテーマについて、じっくりと考えてみたいと思います。

《若松より》
 人は誰も死をさけることはできません。むしろ、私たちは日々、懸命に生きつつあり、同時に「死につつ」もあるという存在です。それにもかかわらず、どう生きるのかばかりに心を奪われ、いかに死を受け容れるのかをなかなか考えようとはしません。
 ヘルマン・ヘッセの小説『シッダルタ』は、ある求道者の物語ですが、その最後にたどり着くのは「愛」の問題です。それは、誰か好ましい人を愛するというときの愛ではなく、「いのち」の根源にそそがれる愛、「悲愛」と呼ばれるものです。
 万物は悲愛のはたらきによって存在し、そしてつながってもいる。それは、宗教の差異を超えた根本問題なのではないかと考えています。
 死と愛、この二つの問いをめぐって、皆さんと深く感じ、考え直してみたいと思います。


講師 吉水岳彦(ひとさじの会事務局長・浅草山谷光照院住職)  
1978年、東京生。博士(仏教学)。2009年に「ひとさじの会」を発足。路上で暮らす人や身寄りのない人、何も持たざる人のもとへ行き、葬送や炊き出し、交流等を行う。現在、臨床仏教研究所研究員、大正大学非常勤講師、淑徳大学兼任講師、上智大学グリーフケア人材養成講座非常勤講師、東京慈恵医科大学病院非常勤講師。


<講座詳細>

【開催日時】2021年11月16日(火)19:15-21:00 (15分程度の休憩・質疑応答含む)
【受講料】 4,620円(税込)
【開催形式】 zoom開催
【回数】全1回
【最少催行人数】 10名
【申込み期限】※募集終了
【持ち物】特にありません。

※この講座は、録音をさせて頂く場合がございます(後日音声講座となる可能性がございます)。その際、ご質問のお声なども録音をされますので、あらかじめご了承下さい。お名前など個人が特定できる情報につきましては、削除をさせて頂きます。



<参加条件>

・「読むと書く」会員様(会員証をお持ちの方)のみご参加頂けます。

<受講までの流れ>

1 .お申込みボタンから決裁をして下さい。
(決済ページstoresに移動します。storesの会員登録は事務局の会員登録とは異なります。ゲストでもご決済頂けますが、stores会員登録をされますと、次回より登録情報の入力が省略できます。)
※コンビニ払いを選んだ方は、払い込みが完了した時点でお申込確定となります。
2. 決裁後にダウンロードできるPDFにて、詳細を確認して下さい。
3. 受講にあたってのご案内(聴講URLなど)、レジュメは講座前営業日(土日祝等休日を除く)13:00までにメールにてお送り致しますので、必ずご確認下さい。 ☆ご案内の送付日が講座前営業日へと変更となりました!
※万が一届かない場合には、前営業日(土日祝等休日を除く)の17時までにご連絡頂けますようお願い致します。そちらを過ぎますとご対応が難しくなり、その場合の責任はおいかねますことあらかじめご了承下さい。
4. 受講当日



※コンビニ払いを選んだ方は、払い込みが完了した時点でお申込確定となります。
※記載の最低催行人数に満たず、開催しないことが決定しました際には、開催日を含めて3日前までにお知らせ致します。
※ご受講料お支払い後のキャンセルはご欠席としてお取り扱いさせていただいております。ご返金や別の講座へのお振替えはできかねますので、あらかじめご了承下さい。
※講師の業務スケジュールにより、日程や時間を変更させて頂く可能性がございます。
※天候や災害あるいは講師の急病など、講座が開催できない状況が発生した場合は、皆さまのメールアドレスもしくはお申込み時にお知らせ頂いた緊急連絡先にご連絡を差し上げるとともに、 講座当日の9時ごろに、「読むと書く」公式ツイッターにてお知らせをいたします。それまでにも決まった時点で何かある場合はツイートしますので、随時ご覧いただけますと幸いです。
ツイッターアカウント:https://twitter.com/yomutokaku_info
ご希望の連絡手段でご連絡のとれない場合は、ツイッターにてご確認いただけたものとさせていただき、責任を負いかねますので、誠に恐れ入りますがご諒承くださいませ。なお、通常通り開催の場合は、ツイートはいたしません。
※過去にはまだございませんが、万一、当方の事情で不開催となった際には、後日、講座参加費をご返金致します。(なお、入会金、各自の交通費や宿泊費はご返金できませんことをあらかじめご了承下さい。)