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書物との出会いなどをお送りしています。
ここでしか聞けない裏話や、 人生を変えるような言葉に出会えることも……。
特別ゲストが登場する回もあります!

【NEW】 【No.56】私が生きるのではなく、道が私を生かす |
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税込660円(約45~60分) |
【NEW】 【No.55】いろんなものを、共鳴と共振で考えていく |
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税込660円(約45~60分) |
【No.54】言葉こそ、世の中を根底から変える力を持っている | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.53】目に見えないものこそが、手応えのある実在 |
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税込660円(約45~60分) |
【No.51】飽くなき探究を許すだけの、大いなるもの | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.50】言葉が道を照らすものだということ | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.49】言葉をもって描いた叡知の絵画 | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.48】自分自身と、「我と汝」の関係を結ぶ | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.47】闇を経てしか知ることのできない人生の秘密 | |
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【No.46】確かなところに連れていってくれる | |
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【No.45】真摯な求道者は、万人のなかに | |
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【No.44】「根本現象」にふれるということ | |
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【No.43】物語を、自分の足で生きながら | |
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【No.42】真理にたどりつくために、どうしても必要なもの | |
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【No.41】流れのなかで石を拾うように | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.40】たましいは、永遠と直結する | |
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【No.39】先人たちとつながっていくという経験 | |
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【No.38】尽きることのない井戸の発見 | |
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【No.37】意味の世界は、永遠の世界 | |
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【No.36】文字は、書かれていないものへの扉 | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.35】自分のなかの宝物を、呼び覚ましていくように | |
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【No.34】われわれは心のなかに「マッチ」を持っている | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.33】この世界と、深く交わって生きる道を見出すとき | |
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【No.32】詩は、いのちから生まれる | |
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【No.31】何度も読むうちに、だんだん、聞こえるようになる | |
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【No.30】与えられている可能性を、真に開花させるための条件 | |
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【No.29】内なる賢者と出会える時期 | |
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【No.28】あなたが、あなた自身といること | |
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【No.27】さいなむものこそ、明日を照らすひかりに | |
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【No.26】誰から与えられなくても、自分の中にあるちから | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.25】自分の明日を約束する何か | |
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【No.24】心と心をひらいて話すことの意味と価値と重み | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.23】言葉を尽くして言葉たりえないものを知る | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.22】問いそのものを自分で作っていく | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.21】ほんとうの意味での幸福 | |
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【No.20】目的を超えたところで | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.19】いつでもだれでも、弱者たり得る | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.18】苦しみに誇りをもつ人生 | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.17】愛さえあれば、知はついてくる | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.16】自分のなかに内なる校正者がいれば | |
<内容> |
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税込660円(約45~60分) |
【No.15】ほんとうではないけれど、ほんとう以上のこと | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.14】死について考えたりしますか | |
<内容> |
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税込660円(約45~60分) |
【No.13】いのちの象徴言語 | |
<内容> |
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税込660円(約45~60分) |
【No.12】詩は書いて完成ではないことも | |
<内容> |
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税込660円(約45~60分) |
【No.11】真剣なときとは、我を忘れているとき | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.10】必要なのはなぐさめ | |
<内容> |
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税込660円(約45~60分) |
【No.9】自分のなかに息づいている神話を知るために | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.8】自分自身の心に響いたことを | |
<内容> |
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税込660円(約45~60分) |
【No.7】「労働」と「仕事」 | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.6】言葉は非言語的に | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.5】「読む」とはなにか――本能的に | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.4】「書く」ということ | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.3】美、聖――戦慄を呼び覚ますもの | |
<内容> |
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税込660円(約45~60分) |
【No.2】名前が消えるところまで | |
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税込660円(約45~60分) |
【No.1】失敗だけが教えてくれる | |
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税込660円(約45~60分) |



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文字や本ではなく、声、話されることばでなくてはならない時が、どうもあるようなのです。
教室が開催されている東京や京都からは、遠く離れた地に越して、どうしたものかと思っていたら、なんとも、声のメルマガやeラーニングがはじまり、大変にほっとしました。日々の暮らしの時々を、改めて感じる機会をいただいております。とてもとても心強くなれます。 文字や本ではなく、声、話されることばでなくてはならない時が、どうもあるようなのです。 そうでなければ、届かない箇所があるというか…。 酒井 桂子さん(40代・支援員・鹿児島県)
対話が出来る場を求めている時期に、このメルマガに出会うことが出来ました。
若松さんのことはNHKの神谷美恵子さんの番組を通して知りました。著作を読ませて頂き良かったので、メルマガ購読を決めました。 声のメルマガは今までありそうでなかった番組で、気に入っています。谷川俊太郎さんや河合隼雄さんの著作も好きなので、若松さんの著作を通して読むと新たな視点を獲得出来て親近感を持て、感謝しています。
生活していると孤独感や疎外感、惨めな気持ちになり苦しくなることが良くあります。疲れてしまうこともあります。どうせ頑張ってもと投げやりになることも。 読書が支えになることもあればならない時もありますね。本当は対話が出来る場を求めているのでしょう。でもなかなか無くて。そんな時期に、このメルマガに出会うことが出来ました。楽しみに拝聴を続けていきたいです。番組で紹介された塔和子さんの詩も読んでみたいと思っています。 Y.S(40代・福祉職・東京都練馬区)
言葉について、知らないことはもちろん、今まで知っていると思っていたことも知りなおしています。
若松先生の音声メルマガ、「待ってました」! NHKラジオの「詩と出会う、詩と生きる」以来、先生の穏やかで熱い語り口と内容の深さに魅了されています。1回ではとても理解しきれず、くりかえし聴いています。何度も聴けるのがとてもいいです。先生のお話をきくと、新しい眼が開かれるようで、視界が広がり、風景が変わります。言葉について、知らないことはもちろん、今まで知っていると思っていたことも知りなおしています。 R・Y(40代・兵庫県)
若松さんのお話は、人に対して温かく、精神を清めてくれました。私は、若き日を思い出していました。
最初は、メルマガ音声の背後の鴉の啼き声が気になり、収録は静かな場所だったら良かったのに、と思いました。しかし、若松さんのお話は、人に対して温かく、精神を清めてくれました。再生後、その鴉の啼き声で、私は、若き日を思い出していました。資格試験に落ち、仙台市愛宕山から、広瀬川を眼下に、夕日に照らされた、鴉射亭・石川善助の詩碑の一節を、胸に刻んだ日を。
遠い古世代の景色を夢み
母の母なる匂ひを嗅いでゐた
…もう日は翳るよ
空に鴉は散らばるよ 司試は「母の日」
(60代・社会福祉法人・役員・新潟県)
(事務局より:時に屋外で収録することがございます)

毎回1冊の本をとりあげ、そこにテーマを設定して読み解いていく、「読むと書く」講座デジタル版です。
初めから通して聴くもよし、興味のある章だけ選んで聴くもよし。
ずっと読んでみたいと思っていた本や、より深く読みたい本を、講師の若松英輔と一緒に読み解いてみませんか?
※「読むと書く」会員様でなくても、お好きな回からご購入頂けます。
ミヒャエル・エンデ『モモ』はこちら▶
神谷美恵子『生きがいについて』はこちら▶
河合隼雄『ユング心理学入門』はこちら▶
NEW! ミヒャエル・エンデ「モモ」
時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語。人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う、エンデの名作。(岩波書店HPより抜粋)
各回約45分。レジュメなし(若松による、“読みの深まる”見出しとページ一覧あり)
回 | ページ数(目安) | 内容 | |
第1-1 税込2,480円 |
第1~2章(扉~32ページ) | 「『モモ』の世界」「現実はどこにあるのか」「言葉の治癒力」など |
第1-2 税込2,480円 |
第3~4章(34~57ページ) | 「遊びの意味論」「コトバを聴く」「エンデの時間観」など |
第1-3 税込2,480円 |
第4~6章(57~84ページ) | 「灰色の男たち」「物語が誕生するとき」「時間とはなにか」など |
第1-4 税込2,480円 |
第6章(85~104ページ) | 「情愛という浪費」「「時間節約」という伝染病」「祈りなき生活」など |
第2-1 税込2,480円 |
第7章(109~146ページ) | 「時間を「盗む」」「生きていくうえで、かけがえのないこと」「灰色の男の告白」など |
第2-2 税込2,480円 |
第8~9章(147~177ページ) | 「灰色の男の弱点」「子どものちから」「待つという創造」など |
第2-3 税込2,480円 |
第10~12章(182~222ページ) | 「ゆっくり、急げ」「孤独の苦しみ」「将来と未来」など |
第2-4 税込2,480円 |
第12章(224~246ページ) | 「時間の姿」「死の意味論」「神聖なる義務」など |
第3-1 税込2,480円 |
第13章(250~269ページ) | 「「うた」のちから」「罠にはまるジジ」「だまされたベッポ」など |
第3-2 税込2,480円 |
第13~15章(270~298ページ) | 「十万時間の犠牲」「見えないベッポ」「モモの眠り」など |
第3-3 税込2,480円 |
第15~18章(304~347ページ) | 「戻れないジジ」「変わり果てたベッポ」「湧き上がる勇気」など |
第3-4 税込2,480円 |
第19章~作者のみじかいあとがき(351~398ページ) | 「戻ろうとする「時」」「ほんとうの居場所」「真の作者」など |
神谷美恵子「生きがいについて」
本書は、ひとが生きていくことへの深いいとおしみと、たゆみない思索に支えられた、まさに生きた思想の結晶である。
「生きがい」との向き合い方、生きがいとは「どこに」あるのか、「価値」とは、「使命感」とは。
1996年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた永遠の名著を、若松と一緒に読み解きます。
(一部みすず書房HPより抜粋)
各回約90分。レジュメなし。
回 | テーマ | 内容 | |
第1回 税込2,017円 |
「生きがい」とは何か | ・神谷美恵子とは、哲学とは ・「生きがい」を書かれた経緯 |
詳しい内容はこちら▼
「生きがい」という言葉は、『生きがいについて』が書かれる前からもありましたが、神谷美恵子によって新生した、といってよいと思います。この回では、神谷がこの本を書くまで、どんな経験をしたかをめぐって考えてみたいと思います。初めてお読みになる方も、ご安心してお聞きいただけます。
第2回 税込2,017円 |
生きがいと感情 | ・生きがいを感じていきたい ・大切にしたい「感情」とは |
詳しい内容はこちら▼
「生きがい」という言葉は、日本語にしかない、と神谷美恵子はいいます。また、そこには明確に言語化できない、あいまいさがあるともいいます。「生きがい」を感じていてもそれを言うことができない。あるのを感じてもいてもそれを他者に伝えられない。この回ではそんな「生きがい」との向き合い方をめぐって考えてみます。
第3回 税込2,017円 |
生きがいと使命感 | ・自己の存在意義とは ・使命感と生きがいとは |
詳しい内容はこちら▼
「生きがい」と使命感には、密接な関係があります。しかし、神谷は「使命感」は、ときに人間を独善的な世界に招き入れるといいます。
真の使命感に出会う道行きを医師でノーベル平和賞の受賞者でもあるシュヴァイツァーと詩人ミルトンの生涯をめぐって考えていきます。
第4回 税込2,017円 |
さまざまなる「生きがい」 | ・人間の欲求論から考える ・生きがいを探求したい |
詳しい内容はこちら▼
真に「生きがい」と呼び得るものは、それぞれの人生と深く共振する固有の何かではなくてはならない、と神谷美恵子はいいます。
今回の講座では、生きがいのさまざまな姿や異なる目的が、その発見の契機になることをめぐって考えます。 また、生きがいは、「どこに」あるのか、という根本的な問題へと歩みを進めて行きます。
第5回 税込2,017円 |
生きがいをうばうもの | ・生きがいが奪われた時 ・神谷美恵子自身の道程について |
詳しい内容はこちら▼
大切な人を喪うという経験は、「生きがい」が奪われたと感じる、もっとも身近な、そして避けがたい出来事です。ある人を大切に思えば、思うほど、この試練は大きく、また耐えがたいものになっていきます。この回では、神谷美恵子自身、そして、彼女が深く敬愛した藤井武などの言葉に寄り添いながら、見失われた「生きがい」を発見する道程を皆さんと考え直してみたいと思います。
第6回 税込2,017円 |
生きがいを見失った者のこころの世界(一) | ・見失った時、こころは? ・価値という言葉の意味とは |
詳しい内容はこちら▼
今回取り上げた個所(著作では第六章にあたります)は本文中、もっとも重要な個所でもあります。ここでの神谷美恵子は、精神科医でありながら同時に哲学者でもあった自身の能力を見事に開花させています。「価値」という一見、平凡な言葉の意味を『夜と霧』の著者であるフランクルや二十世紀を代表する哲学者のひとりホワイトヘッドらと響き合わせながら、思想的かつ、詩的にも深めてきます。
第7回 税込2,017円 |
生きがいを見失った者のこころの世界(二) | ・読みの達人 神谷を知る ・日常に生かせる知恵とは |
詳しい内容はこちら▼
今回の章で神谷美恵子は「苦しみ」と「悲しみ」を感じわけ、それぞれのはたらきの意味を探っていきます。そして、苦しみの奥にある悲しみは、それを宿した人をさいなむだけでなく、むしろ、悲しみがあるがゆえに、他者の痛みを共感のうちに感じ得るようになる、と述べています。神谷の「悲しみの哲学」が、どのように深まっていったのかを考えてみたいと思います。
第8回 税込2,017円 |
新しい生きがいを求めて | ・今の私にとっての生きがい
・つらぬくもの、から見い出す |
詳しい内容はこちら▼
生きがいの発見に至るまでにもさまざまな発見があります。その一つに、時間のちから、あるいは「時」のちからというべきものがある、と神谷美恵子は言います。過ぎゆく「時間」ではなく、人間を存在の深みへと導く「時」に出会えたとき、私たちは、それまで予想もしていなかった変化に遭遇します。この回でも神谷は作家のパール・バックの言葉を引きますが、そこで神谷が注目するのは、自分から離れることによって、自分が探しているものに出会っていくという「不思議」な出来事だったのです。
第9回 税込2,017円 |
精神的な生きがい | ・精神のようにするとは? ・「精神的」神谷が意味するもの |
詳しい内容はこちら▼
今回の講座では「限界状況」あるいは「精神化」といった一見するとむずかしい表現もでてきますが、もっとも重要なのは「生きられた永遠」という視座です。出口が失われたかのような限界状況で、日ごろ感じることのできない心の深みをかいま見ることを「精神化」と呼ぶのですが、それは永遠の世界を生きることだともいえます。
神谷美恵子は「精神化」という抽象的な問題を詩、遺書、思想家の言葉などを引きながら、読者がそれをありありと経験できるように語っています。今回も神谷美恵子が引用している文章にも注目してみてください。
第10回 税込2,017円 |
心の世界の変革 | ・日常が神秘に支えられている? ・ささやかな事が意味が大きい |
詳しい内容はこちら▼
この講座の鍵となる言葉は「変革体験」です。それは文字通りの意味で、その人の世界観、価値観を根本からひっくり返すような出来事です。それは、ときにある種の神秘体験のようなになることもありますが、神谷が注目するのは、そうした「現象」ではありません。変革体験が、非日常的経験ではなく、むしろ、日常に新たな意味を再発見する出来事であることです。
変革体験を経た人は、特別な世界をかいま見たのではないのです。日ごろ私たちが接しているこの世界の深みに隠れている意味の宝石というべきものを拾い上げた人たちであり、それがすべての人にも可能であることを教えてくれた人たちなのです。
第11回 税込2,017円 |
現世へのもどりかた | ・苦しみを背負っている方こそ ・他者とのつながりを見直す |
河合隼雄「ユング心理学入門」
自我形成における「コンプレックス」の重要な働き、「夢」の認識と働きとは?「自己」とは?
日本で最初のユング心理学に関する本格的入門書で、河合心理学の出発点がわかる本を、わかりやすく丁寧に読み解きます。
(一部岩波書店HPより抜粋)
各回約90分。レジュメなし。
回 | テーマ | 内容 | |
第1回 税込2,017円 |
ユング心理学との出会い | ・ユング心理学とは何か ・「河合隼雄」を読んでみたい |
詳しい内容はこちら▼
この回では、河合隼雄とユング心理学との出会いをめぐって考えます。河合にとってユング心理学とは、すでに完成された学説ではなく、創造的に変化し続けるものでした。もともと数学教師だった河合が、心理療法家になっていく道ゆきを見ていきます。
初めての方も、ご安心してお聞きいただけます。
第2回 税込2,017円 |
コンプレックスの意味論 | ・ユング心理学のコンプレックスとは? ・コンプレックスについて深める |
詳しい内容はこちら▼
今回の主題である「コンプレックス」は、大変よく知られた言葉ですが、じつはその中身をよく理解されないまま用いられている状況に河合は注意を促します。むしろ「コンプレックス」は、自我が形成されていく過程で、大変重要なはたらきを持つ、と河合は語るのです。
第3回 税込2,017円 |
個人的無意識と普遍的無意識 | ・ユング心理学の意識の構造とは ・河合が考える「無意識」について |
詳しい内容はこちら▼
意識は、意識と無意識という二層からなり、それぞれの人が異なった意識を持つ、これは誤りではありませんが、十分ではない、とユングは考えました。無意識はさらに多層的で、「普遍的無意識」という他者と広くつながる場があるというのです。この回では意識の構造をめぐって考えます。
第4回 税込2,017円 |
ユング心理学における「イメージ」と象徴 | ・「イメージ」と「象徴」を動的に ・書くことでしか心像がでてこない? |
詳しい内容はこちら▼
ユング心理学における「イメージ」と「象徴」をめぐって考えてみます。
感覚可能な文字や音とは異なる「イメージ」と「象徴」を、私たちは、生活の至るところで経験します。芸術家たちはそれを物語や詩歌あるいは絵画や音楽という器に移し替え、私たちのもとに送り届けてくれています。それはときに、外的世界の行き詰まりを突破する契機にもなり得るのです。
第5回 税込2,017円 |
夢が語りかけるもの | ・ユング心理学の「夢」とは? ・フロイトの「夢」との違いを知る |
詳しい内容はこちら▼
今回の講座では、ユング心理学における「夢」の認識と「夢」のはたらきをめぐって考えました。ユングは、夢を、意味を含んだ無意識からの呼びかけだととらえました。ただ、そこには公式めいた規則もなく、また、安易な接近を拒むものであるというのです。そして、河合は、ユングが「夢」と宗教的経験にも大きな共鳴があることにも着目します。
第6回 税込2,017円 |
「たましい」の働きを考える | ・アニマとアニムスとは ・ユング心理学の「たましい」とは |
詳しい内容はこちら▼
今回の講座のテーマは「アニマとアニムス」です。アニマは、男性の内なる女性性、アニムスはその逆です。この二つは、ユングが提唱した「元型」の代表的なものですが、河合は、この二つの元型は「影」などのほかの元型よりもいっそう深いところにあって、捉えにくいと述べています。その捉えがたい場所を河合は、ここで「たましい」と呼んでいます。この本では、「たましい」という言葉はほとんど用いられませんが、後年の河合はひらがなで「たましい」と頻繁に書くようになります。今回の主題は、まさにユング心理学における「心」の奥にある「こころ」すなわち「たましい」なのです。
第7回 税込2,017円 |
「自己」と出会う心理学 | ・自己とは個人的ではない? ・ユング、そして私にとって自己とは |
詳しい内容はこちら▼
今回の講座では、ユング心理学における最大の問題の一つである「自己」をめぐって考えます。
私たちは「自己」を個人的存在であると考えがちですが、ユングにとっての「自己」はつねに他者と共にある「自己」、あるいは歴史と共にある「自己」だったのです。
また、「自己」発見の道程で人は、受け容れ難い自分と出会うことになるともユングは語っています。
ユング心理学は、個人的実在だと思われていた「自己」の境域に、大きく変革をもたらしました。
その奥行きを皆さんと考えてみたいと思います。
この章でこの講座は最終回になります。



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