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★過去の音声講座の人気シリーズを今だけリバイバル!


好評だった講座や、再販のご希望の多かったシリーズ講座を、10〜15%オフで再配信します。

聴講期間はたっぷり11月16日(日)まで。
お好きな場所で、期間中は何回でもお聴き頂けます。

聴きたかったあの講座を受講してみませんか?

<講座一覧>
■セネカ『生の短さについて』――日常のなかで永遠に出会う 
■セネカ『怒りについて』――怒りを溶かすために必要なこと
■アルフォンス・デーケン『よく生き よく笑い よき死と出会う』――よく生きるための「死への準備教育」 
■『宮沢賢治詩集』――かなしみの傷の光で、透明な道を照らす
■宮沢賢治「雨ニモマケズ」――魂の祈り、己れへの誓い
■宮沢賢治「永訣の朝」――悲しみの現実から愛しみの地平へ
■柳宗悦『美の法門』 
■集中講座 柳宗悦 美と救済の哲学
■小林秀雄『美を求める心』――美を感じ、美を生きる
■小林秀雄「読書について」――「読む」とは
■志村ふくみ「兄のこと」『一色一生』――美は人間を救い得るのか
■サン・テグジュペリ『星の王子さま』――無垢なる賢者との対話
■内藤礼『空を見てよかった』――存在の深みに美への扉を見出す 
■東山魁夷『風景との対話』
■『大手拓次詩集』――コトバによって世界を描く
■「話すこと入門」――「うまく」ではなく、「深く」話すために必要ないくつかのこと
■新生と歓びの物語 
■ティク・ナット・ハン『イエスとブッダ:いのちに帰る』

※このページの音声講座は購入後すぐにお聞き頂けます(3営業日以内にお送りします)。
他の音声講座とは配信日や聴講期間が異なります。詳しくは下記をご確認下さい。
※講座によっては、収録日時が古いため、現在の形式などと異なる場合がございます。

【配信】お申込み後、3営業日以内にメールにて、聴講のためのURLとレジュメなどをお送り致します。
【聴講期間】11月16日(日)まで ※いつご購入されても、聴講期限は同じです。
【お申込み方法】 「読むと書く」会員様のみご参加頂けます。 会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
・初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。
・会員の方はお申込みボタンよりお願いします。(決済ページstoresに移動します。)

講座詳細



 
 人の人生はしばしば、自分が思っているよりも少し短いのかもしれません。それは、人はいつか、といういうよりも、必ずやってくる「死」を忘れ、この世の時間が有限であることを忘れて生きていることが多いからです。哲学者であるセネカは、人の人生が短いのではなく、人が時を浪費し、短くしているのだと述べています。  
 たしかに、金銭を貸してほしいといわれると、あれだけ抵抗する私たちも、時間に関してはあまりに寛容なのかもしれません。  
 いっぽうこの哲学者は、この本で「賢者の時間」というべきものにもふれています。それは過去・現在・未来を一つの「時」として生きることだというのです。  
 セネカの言葉にふれながら、「時間」の用い方という方法ではなく、「時」の意味を深く味わってみたいと思います。そのことだけが、真の私たちの生活を変化させる、そうこの哲学者も考えているのです。(講師:若松英輔)

【講座時間】約180分(約45分×4)
【テキスト】セネカ『生の短さについて』(大西英文訳・岩波文庫)
【受講料】

11,000円

9,900円(税込) お申込み
※書くワーク、質問が含まれています。 


 
 怒りは、長年かけて築き上げてきたものを一瞬にして破壊します。信頼や希望、友情や愛情という人と人をつなぐ働きさえも麻痺させてしまいます。怒るとは、ひどく悪酔いしている状態でもある、とセネカはいいます。  
 セネカは、ローマ時代の哲学者ですが、彼は思索するひとであっただけでなく、当時の政治の中心に近いところで生きた人でもありました。権力ある者が怒る。その影響は計り知れません。しかし、私たちは皆、自分という内なる国の王でもあります。その世界が怒りに包まれてしまうとまさに危機的な状況に陥ります。
 どのようにして「怒り」を鎮静させつつ生きられるのか。セネカの言葉にふれながら見つめ直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】セネカ『怒りについて』(兼利琢也訳・岩波文庫)
【受講料】
★全3回まとめて
・書くワーク付き

18,150円

<12%オフ>15,972円(税込) お申込み
・書くワークなし

13,200円

<12%オフ>11,616円(税込) お申込み

●第1回 
・書くワーク付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第2回 
・書くワーク付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第3回 
・書くワーク付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円

3,960円(税込) お申込み


 
 死は、すべての人に関係のある問題です。そして、もっとも重要な問いの一つであるようにも思われます。なぜなら、死とは何かを考えることはそのまま生のありかたにつながるからです。アルフォンス・デーケン神父はカトリックの司祭で上智大学の哲学教授でもありました。あるとき彼は真正面から「死」を問う講義を行うことを決めます。周囲の反応は芳しくありません。しかし、行ってみると多くの学生がそこに集ったのです。生きるとは「死への準備」でもある、とデーケン神父はいいます。彼の代表作を読みながら、死とは何かを感じ深めたいと思います。(講師:若松英輔)

【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】アルフォンス・デーケン『よく生き よく笑い よき死と出会う』(新潮社)
【受講料】
★全4回まとめて
・書くワーク付き

24,200円

<15%オフ>20,570円(税込) お申込み
・書くワークなし

17,600円

<15%オフ>14,960円(税込) お申込み

●第1回 
・書くワーク付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第2回 
・書くワーク付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第3回 
・書くワーク付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第4回 
・書くワーク付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円

3,960円(税込) お申込み


 
 宮沢賢治は、詩を書こうとして詩人になったのではないように思われます。詩ではなくては表現できない出来事が彼を襲い、彼を詩人にしたのです。それは愛する人の死であり、立ち上がれないないほどの苦しみであるようにも見えるのですが、それでもなお、生きていこうとする生のちからでもあるのではないでしょうか。賢治は確かに「かなしみ」の詩人です。しかし、彼は悲しみの人であるだけでなく「愛(かな)しみ」や「美(かな)しみ」の人でもあったのです。そして、何よりも彼は、もっとも高次な意味における「火の詩人」でもありました。だからこそ、その言葉から発せられる燈火(ともしび)は、私たちの魂を照らすのだと思います。
 詩を書くことは、言葉/コトバの火によって、自己を照らし出すことなのではないか、その可能性を賢治の言葉にふれながら、皆さんと感じ、考え、味わってみたいと願っています。 (講師:若松英輔)

【講座時間】約180分(約60分×3)
【テキスト】『宮沢賢治詩集』(新潮文庫)
【受講料】

11,000円

9,900円(税込) お申込み
※書くワーク、質問が含まれています。 


 
 人は、とても創造的な、よい意味で自分の発した言葉に驚くことがあります。もちろん、書くことによっても同質のことは起こります。「雨ニモマケズ」はおそらく、賢治が書いた文章のなかで、もっともよく知られたものだと思います。しかし、賢治の生前は彼しかこの言葉を知らなかったのです。
 この詩のような誓いの言葉は、小さなノートに記されていたのを没後、発見されるのです。誰かと比べるのでも、単に秀でるのでもなく、どこまでも自分に忠実であること、使命感にしたがって日々を生きること、それが宮沢賢治の素朴な、しかし、何よりも重要なことだったのです。
 この言葉にふれるといつも、どこからともなく「誓願」という文字が浮かび上がってきます。誓いであるとともに悲願、そうしたものを私たちも自分のために見出せるとよいのではないでしょうか。 (講師:若松英輔)

☆対話形式・・・この講座では、若松のひもときに加え、聞き手(事務局代表:大瀧)が素朴な質問を投げかけていきます。テキストをより身近に深掘りしてゆく、対話形式の講座です。
※「雨ニモマケズ」は『宮沢賢治詩集』の講座でも取り上げています。

【時間数】約57分
【テキスト】『新編 宮沢賢治詩集』(新潮文庫)
【受講料】
・書くワーク付き

4,950円(税込)

4,455円(税込) お申込み
・書くワークなし

3,300円(税込)

2,970円(税込) お申込み


 
 宮沢賢治には、いくつも胸を打つ詩がありますが「永訣の朝」は、そのなかでも、読む者の心をもっとも強く動かすものです。これまで賢治の詩をめぐって、何度か講座を開いてきましたが、この作品の精読をしてこなかったことに気が付きました。賢治にとって愛する者の死の経験は、単なる悲痛には終わらず、悲愛の出来事になり、賢治の世界観すら根本から変えたのです。妹トシの死ともつながる、と私には思われる詩「宗教風の恋」にもふれています。 (講師:若松英輔)

☆対話形式・・・この講座では、若松のひもときに加え、聞き手(事務局代表:大瀧)が素朴な質問を投げかけていきます。テキストをより身近に深掘りしてゆく、対話形式の講座です。
※「永訣の朝」は『宮沢賢治詩集』の講座でも取り上げています。

【時間数】約45分
【テキスト】宮沢賢治「永訣の朝」(青空文庫)
【受講料】
・書くワーク付き

4,400円(税込)

3,960円(税込) お申込み
・書くワークなし

2,750円(税込)

2,475円(税込) お申込み


 
 「美」は単に、人の心をなごませるものであるだけでなく、存在の深みへと導くものである。そればかりか、救済を約束するものである、と柳宗悦は考えていました。彼にとって美とは何かを考えることは、そのまま、生きていれば避けられない苦しみや悲しみを思うことでもありました。なぜなら、苦痛、悲痛にあるとき、人は、美のちからをいっそう強く感じるからです。
 「法門」は、宗教と同義の言葉ですが、柳のいう「宗教」は、教祖も経典も教義もない、人と美が直接ふれあう場にほかなりません。そこに真の意味での「無差別」な救いが実現すると柳は信じ、希ったのです。
 美は困難を生きる者たちにこそ、近く寄り添うのではないか。そうしたことを皆さんと考え直してみたいと思います。(講師:若松英輔)

【講座時間】約180分(約45分×4)
【テキスト】柳宗悦『美の法門』(岩波文庫)
【受講料】

11,000円

9,900円(税込) お申込み
※書くワーク、質問が含まれています。 


 
 美は人間を感動させるだけでなく、救いをもたらすのではないか。むしろ、そのために美は存在するのではないか。そう柳は考えていたのです。3回にわたって、1935年、日本民藝館の建設が着工し、柳宗悦が民藝運動に本格的に始動させてから最晩年まで、柳宗悦における民藝哲学の深まりを、鍵となる論考、著作を読み解くことでその本質に迫ります。(講師:若松英輔)

【講座時間】約120分(約60分×2)
【受講料】
★全3回まとめて
・書くワーク付き

22,350円

<12%オフ>19,668円(税込) お申込み
・書くワークなし

17,400円

<12%オフ>15,312円(税込) お申込み

●第1回 民藝、もう一つの原点――「琉球の富」(1939)手仕事の国――『手仕事の日本』(1949)
【テキスト】『民藝四十年』、『手仕事の日本』(ともに岩波文庫)

・書くワーク付き

7,450円(税込)

6,705円(税込) お申込み
・書くワークなし

5,800円(税込)

5,220円(税込) お申込み


●第2回 美は人間を救いえるのか――「美の法門」(1949)『南無阿弥陀仏』(1955)
【テキスト】『柳宗悦コレクション3 こころ』(ちくま学芸文庫)、『南無阿弥陀仏』(岩波文庫)
・書くワーク付き

7,450円(税込)

6,705円(税込) お申込み
・書くワークなし

5,800円(税込)

5,220円(税込) お申込み


●第3回 柳宗悦の詩と遺言――『心偈』(1959)『法と美』(1961)
【テキスト】『柳宗悦コレクション3 こころ』(ちくま学芸文庫)、 『南無阿弥陀仏』(岩波文庫)
・書くワーク付き

7,450円(税込)

6,705円(税込) お申込み
・書くワークなし

5,800円(税込)

5,220円(税込) お申込み




 
 長いとはいえない、どちらかといえば短い講演録ですが、「読む」「書く」そして「感じる」「考える」ことの基盤になることが凝縮して、そして、とても平易な表現で語られています。まさに「読むと書く」入門といってよいテキストです。
 美というとらえがたいものを、深く認識しようとするとき、大切なのは沈黙すること、そして「じかに」対象に向き合うことだと、小林秀雄はいいます。
 知性は極めて重要なはたらきですが、知性だけでは、ものごとを深く受け止めることはできません。間接的に「知る」のではなく、直接的に「出会う」ために何が必要なのかを皆さんと考えてみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】小林秀雄『考えるヒント3』(文春文庫)
【受講料】
・書くワーク付き

6,050円(税込)

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円(税込)

3,960円(税込) お申込み


 
  何を読むかよりも先に「読む」とは何かを考えてみるのはとても重要なことです。読むとは何かが分からなければ、何を読むべきかも分からないことが多いからです。小林秀雄は文章の達人ですが、同時に「読む」達人でもありました。むしろ、彼の文章は深い「読み」の経験によって支えられていたのです。「読書」をめぐる小林秀雄の言葉と対話しながら「読む」ことの本質を見つめ直してみたいと思います。(講師:若松英輔)

【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】小林秀雄『読書について』(中央公論新社)
【受講料】
・書くワーク付き

6,050円(税込)

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円(税込)

3,960円(税込) お申込み


 
 『一色一生』は、志村ふくみ先生の最初の著作であり、もっともよく読まれたものの一つです。どの作品も「迫真の力」に満ちたものですが、「兄のこと」は格別です。ふくみ先生の兄は小野元衞という画家でした。彼は1947年に28歳で亡くなっています。この作品は、小野元衞の日記と手紙の文章にふくみ先生が言葉を添える、というかたちで記されています。小野元衞にとって「画の道」、「画道」は芸術の道であるだけでなく、人間を超えたものにさえつながる道だったのです。こうした生き方は、そのままふくみ先生に受け継がれています。 (講師:若松英輔)

☆対話形式・・・この講座では、若松のひもときに加え、聞き手(事務局代表:大瀧)が素朴な質問を投げかけていきます。テキストをより身近に深掘りしてゆく、対話形式の講座です。

【講座時間】約130分(約65分×2)
【テキスト】志村ふくみ『一色一生』(講談社文芸文庫)
【受講料】
・書くワーク付き

8,250円(税込)

7,425円(税込) お申込み
・書くワークなし

6,600円(税込)

5,940円(税込) お申込み


 
 サン=テグジュペリの代表作であり、また、ファンタンジー文学の金字塔といってよい作品です。この作品は、どこかの世界のお話というよりも、私たちの心の中の世界、内界の物語です。王子さまもバオバブの木も、地理学者も探検家も私たちのなかにいるのです。この作品と深く通じるとき、私たちの内なる無垢な人もまた、語り始めるのではないでしょうか。
  『ゲド戦記』の作者ル=グウィンは「無垢には悪に立ち向かう力はないが、」と書き、こう続けています。「善を守り、それを支える力はある」。『星の王子さま』を読みながら、皆さんと「無垢のちから」を考え直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【講座時間】約180分(約45分×4)
【テキスト】『星の王子さま』(河野万里子訳・新潮文庫)
【受講料】

11,000円

9,900円(税込) お申込み
※書くワーク、質問が含まれています。


 
  内藤礼さんが現代日本を代表する芸術家の一人であることは周知の事実ですが、文筆家としてもじつに独創的な、そして詩的であり同時に哲学的でもある言葉の書き手であることは、もっと知られてよいように思います。
 真善美はもちろん、死者や天使といった不可視な隣人、さらには時間の奥、永遠なるものの発見を希求する内藤さんの姿はまさに古代ギリシアの「詩人哲学者」を想い起こさせます。
 この講座では、言葉によって生み出された、内藤さんの「意味の作品」というべきものを皆さんと味わってみたいと思います。(講師:若松英輔)

【講座時間】約180分(約60分×3)
【テキスト】内藤礼『空を見てよかった』(新潮社)
【受講料】

11,000円

9,900円(税込) お申込み
※書くワーク、質問が含まれています。


 
 現代日本を代表する画家のエッセイ集ですが、この本には「読むこと」と「書くこと」の秘密が満ちあふれています。魁夷が数々の挫折を経て、自己の使命を発見し、真に自分の絵を描くに至る道程は、そのまま、私たちは言葉と出会い、自らの文体で表現をはじめていくことに共振します。
 これまでもこの本をめぐっては、何度か講座を行ってきましたが、そのたびに新しい発見があります。魁夷は、自分が選んだ風景ではなく、「呼ばれた」風景を描いているのだと語ります。画家東山魁夷の精神をめぐる講座であるとともに、「読むと書く」の入門編にもなっています。(講師:若松英輔)

【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】東山魁夷『風景との対話』(新潮選書)
【受講料】
・書くワーク付き

6,050円(税込)

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円(税込)

3,960円(税込) お申込み


 
 詩人・大手拓次の名前を知らない人もいるかもしれません。この人物は、生前、詩集を世に問うことなく亡くなってしまいました。しかし、およそ80年を経た今も、彼の言葉は読み継がれています。北原白秋、萩原朔太郎、室生犀星は、この詩人への敬愛をそれぞれの言葉で表現しています。
 大手拓次は、優れた詩人だっただけではありません。彼の詩は可能性の宝庫なのです。この詩集ほど優れた「詩の教科書」はないのではないかと思うほどです。私たちは彼の作品から詩の様式、詩のはたらき、あるいは詩に用いられる「色」「音」「香り」「熱」といった「いのち」のコトバのありようをじつに深く学ぶことができます。
 また、この回の終りには、詩の添削の実践を収録してみましたどのように詩を整えていくかもお聞き頂けたらと思います
 私たちのなかに眠れる詩のコトバをどのように目覚めさせることができるかを大手拓次に学び直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】『大手拓次詩集』(原子朗編・岩波文庫)
【受講料】
・書くワーク付き

6,050円(税込)

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円(税込)

3,960円(税込) お申込み


 
 この講座でいう「話す」とは、いわゆる「話術」に関することではありません。それは「書く」ことが文字による表現であるように、声を発することによる表現です。哲学者のアリストテレスはアレクサンダー大王に捧げた書物のなかで「話す」とは、美しい服をまとうようなことではなく、「英知に充ちた魂」を身に宿すことだと述べています。 自分の文章を書こうと思うとき、美しい服を着るかのように、「うまく」書こうとするのを止めるのは、もっとも重要なことの一つです。同じことが「話す」ことにもいえるのです。その人らしく「話す」ために考えてみるべきことのいくつかの問題を皆さんと見つめ直してみたいと思います。(講師:若松英輔)

【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】なし
【受講料】
●第1回 

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第2回 

4,400円

3,960円(税込) お申込み
※書くワーク、質問はございません。


 
 新生するとは、からだはそのままでありながら、魂において新しく生まれ変わることです。それはさまざまな出来事を契機に起こります。
 私たちは、人生観を変えるような大きな試練だけでなく、日々の些細な出来事を通じても新生を経験することがあります。新生するとは、新しい経験であるだけでなく、真実の自己に出会うことだといってもよいかもしれません。
 また、詩人ウィリアム・ブレイクやマイスター・エックハルトは、人間は新生することによってこそ、真の歓びを経験すると感じていました。作家ロマン・ロランは、「魂は、それが歓喜を持たぬときにはみずからそれを創り出さねばならないほどに歓喜を必要とするものである」(片山敏彦訳)という印象的な言葉も残しています。
 「新生」と「歓び」、それはどのようなとき、どのような経験として私たちの前に現われるのか。ある意味では身近な、しかし永遠とも深く関係する問題を、皆さんと考えてみたいと思います。(講師:若松英輔)
※この講座は、新年早々に開催いたしましたため、それにかかわる言葉がでてまいりますこと、ご諒承くださいませ。

【講座時間】約80分(約40分×2)
【テキスト】なし
【受講料】

3,900円

3,510円(税込) お申込み
※書くワーク、質問はございません。


 
 ティク・ナット・ハンは、ある本で自分の住まいにある祭壇にはイエスとブッダをともにかかげている、と述べています。イエスを深く認識することが、ブッダの生涯と言葉を感じ直すことに通じるとティク・ナット・ハンは述べています。逆もまた、真実であることはいうまでもありません。
 イエスとブッダを比較するのではなく、この上なく聖性を世に表現した二人の生涯と言葉を感じ直すことで、真の意味における「霊性」の地平にふれてみたいと思います。私は、この本の原書でティク・ナット・ハンに出会いました。本を開き、数行の言葉にふれただけで、新しい人生の扉が開かれたように感じたのを今でもありありと想い出すことができます。  
 人生の気づきと呼ぶべき出来事をこの本を通じて感じ直してみたいと思っています。(講師:若松英輔)

【講座時間】約90分(約45分×2)
【テキスト】ティク・ナット・ハン『イエスとブッダ:いのちに帰る』(池田久代訳・春秋社)
【受講料】
★全3回まとめて
・書くワーク付き

18,150円

<12%オフ>15,972円(税込) お申込み
・書くワークなし

13,200円

<12%オフ>11,616円(税込) お申込み

●第1回 
・書くワーク付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第2回 
・書くワーク付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円

3,960円(税込) お申込み

●第3回 
・書くワーク付き

6,050円

5,445円(税込) お申込み
・書くワークなし

4,400円

3,960円(税込) お申込み



※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。
※決済完了後、3営業日以内に聴講URLをメールでご案内致しますので、しばらくお待ち下さい。(コンビニ払いを選んだ方は、払い込みが完了した時点でお申込確定となります)
※レジュメはPDFをダウンロードする形でご用意致します。もし、プリンターがない場合は、コンビニプリントをご案内いたしますので、ご相談下さい。
※聴講はストリーミングのみとなります。ダウンロードはできません。





若松英輔「読むと書く」運営事務局
E-mail :info@yomutokaku.jp
営業時間:月−金/9〜17時(祝祭日・当社規定の休日を除く)
※営業時間外に頂いたご連絡は、翌営業日以降にご対応させて頂きます。