ご自宅やお好きな場所で、お好きな時間にお聴き頂ける音声講座です。
読むことや書くことと向き合うことで、少しでも心が癒やされたり、穏やかな気持ちになったり、いつもの時間や生活に「人生の深まりや意味」を見い出すお手伝いができたらと、若松ともども願っております。


【講座内容】
・音声講座(URLクリックで簡単にお聴き頂けます)
・レジュメ
・課題提出&若松のコメント返送あり
・質疑応答(詳しくは下をご覧下さい)
※学び舎や入門編など、講座によっては形態が異なる(課題提出・質問・レジュメがないなど)ものもございます。

🎧【お試し版】読むと書く入門
🎧【お試し版】柳宗悦「美の法門」

ポイント1 普段の講座がご自宅でも
気軽に外出できない時や、遠方のかたでも。お好きな時間に、また、時間のないときは小分けに聞いてもOK。ご自身のペースでご受講頂けます。

ポイント2 課題提出&若松のコメント付き
通常の講座と同じように、課題提出もして頂けます。

ポイント3 ご質問に若松がお答えします
お一人様2問まで、ご質問を承ります。若松からのこたえを録音したものを、毎週アップ致します。

 ※学び舎や入門編など、講座によっては課題提出、質問がないものもございます。


【配信予定日】
各講座の詳細に記載がございます。

【販売期間】
配信日の9:00まで

【聴講期限】
配信より1ヶ月間

【お申し込み方法】
配信予定日のお申込みボタンより、お願い致します。(決済ページstoresに移動します。storesの会員登録は事務局の会員登録とは異なります。ゲストでもご決済頂けますが、stores会員登録をされますと、次回より登録情報の入力が省略できます。)

※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。
会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。
※文章をお書きになることをお仕事とされている方のご参加は、恐れ入りますがご遠慮頂いております。
※ご入会頂けない場合もございますので、あらかじめご了承下さい。
※初めての方は講座参加費に加え、入会金5,500円(税込)を頂戴いたします。





講座一覧

※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。



 
 頭で考えられたのではなく、生きることとつながっている詩は、独特の響きを持っています。造られた言葉ではなく、生まれてきたコトバの旋律がそこにあるのです。
 詩を読むとはそうした「響き」に出会うことですし、詩を「書く」とはそうした「響き」を自己の内面に見つけようとすることにほかなりません。茨木のり子の詩は、そうした言葉にならない詩の秘密を私たちに教えてくれます。
 今回の講座では5回にわたって、茨木のり子の生涯を詩と共に味わってみたいと考えています。 「魂」「土地」「季節」「自分」「時代」「聖者」「愛」など彼女が歌った主題は、私たちの生活と人生とも深く、強く共鳴するものになると思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】各6,050円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【課題】含まれています
【質問受付】あり
※第二回〜第五回は実際の講座を録音したものです。


●第4回 茨木のり子の遺稿を読む――遺稿詩集『歳月』の世界
配信予定日:2021年8月4日(水) お申込み
【テキスト】『茨木のり子詩集』(岩波文庫)


●第5回 茨木のり子と韓国文学――エッセイ集『ハングルへの旅』を中心に
配信予定日:2021年9月1日(水) お申込み
【テキスト】茨木のり子『ハングルへの旅』(朝日文庫)




 
 1990年12月、『ミラノ 霧の風景』の刊行によって、須賀敦子は作家として世に登場します。周囲は大きな驚きをもってこの一冊を迎え入れました。誰にも似ていない文体、そして物語と視座、さらに人生に裏打ちされたヨーロッパを語る言葉に人々は魅了されました。
  しかし、刊行から30年を経た今、この本を読み直してみると、この作品の底を流れているのは、まさに「愛しみ」というべき「かなしみ」であることが分かります。須賀敦子の言葉を読み解こうとするとき、「霧」は、もっとも大切な鍵となる言葉の一つです。この作品を中心にしながら、須賀敦子にとっての「霧」の彼方とは何かも考えてみたいと思います。(講師:若松英輔)

【受講料】各6,050円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【課題】含まれています
【質問受付】あり
【テキスト】『須賀敦子全集』第一巻(河出文庫)
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第三回 配信予定日:2021年8月18日(水)お申込み
●第四回 配信予定日:2021年9月15日(水)お申込み



 
  この本の第一章は「たましいについて」です。河合隼雄にとって心理学とは、ある意味で「たましい」の学でもありました。この本で河合は、「共時性」「死」など、それまで語るのに慎重だった問題を本格的に語ります。これまで河合隼雄の本は、何冊読んできたか分かりませんが、この本に出会ったときの衝撃は今も忘れることができません。
その存在を知ったのは、遠藤周作のエッセイであったことも忘れがたい経験です。この本で河合は、狭い意味での合理主義を超えた、新しい叡知の地平を語ろうとします。
科学と「ふしぎ」を対立させるのではなく、そこに心とは何かを照らし出す、豊かな果実を見出すこと、それが河合隼雄の悲願だったのかもしれません。
この一冊を読むことで、科学を否定しない、しかし、科学には収まらない世界を感じ直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】各6,050円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【課題】含まれています
【質問受付】あり
【テキスト】河合隼雄『宗教と科学の接点』(岩波現代文庫)
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第三回 配信予定日:2021年8月25日(水)お申込み



 
 『女の一生』は、二部からなる長編小説です。彼の作品のなかで、もっともよく読まれた作品のうちの一つです。第一部は幕末から明治にかけての長崎を中心としたキリシタンの弾圧を背景に、第二部は第二次世界大戦下の長崎を舞台にした作品です。
 『沈黙』を書くことで長崎は作家にとって特別な場所になりました。その土地と歴史との関係をある女性の生涯を軸にしながら描き出した秀作です。遠藤周作における「女性」とは何か。そして、「宿命」とは何か。さらには信仰を生きるとはどういうことかを問うだけでなく、信仰はどこからやってくるのかを問う作品でもあります。
 この作品の深部にあるものを現代の危機と響き合わせながら味わってみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】各11,000円(税込)
【講座時間】約180分(約45分×4もしくは約60分×3)
【課題】含まれています
【質問受付】あり
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第二回 悲しみの記憶――『女の一生 二部・サチ子の場合』
配信予定日:2021年8月11日(水) お申込み
【テキスト】『女の一生 二部・サチ子の場合』(新潮文庫)


<NEW>
 
 『論語』は理念や理論の書ではありません。徹底的な「生活の書」です。苦しいとき、悲しいとき、あるいは試練に直面しているとき、どのように次の一歩を探していくことができるか。『論語』は、そんな人生のヒントにあふれています。  
 そして、『論語』はじつに平易な、完結な言葉で書かれています。今回は、現代語訳を用いながら講座を進めて行きますので、漢文が苦手だ、という方でもお気軽にご参加いただけます。  
 聖人・孔子から学ぶだけでなく、挫折の人・孔子からもたくさんのことを学べたらと思っています。 (講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【課題】なし
【質問受付】なし
【テキスト】『論語』 (金谷 治訳注・岩波文庫) (テキストをご準備下さい。レジュメはございません。)
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第六回 配信予定日:2021年8月11日(水)お申込み
※p.69-77「里仁第四」の一から一四まで
この章だけでなく論語の本質であるとも言える、「仁」とはなにかということについて考えます。
「仁」というものがどこに生き、どう顕現し、どう感じられるのか。「仁」という概念を知識として蓄えるのではなく、生きるということと関係のある場所におく。そのことを、この講座で行いたいと思っています



 
 「信ずることと知ること」は、1974年、若者たちを前に行われた講演の記録です。ここで小林秀雄が取り上げたのは、神秘、不可思議な現象にどう向き合うのか、という問題でした。そんなことはあり得ないと否定することはできますが、世の多くの宗教があることは否定できません。また、それを盲信、軽信するところにも創造的なものを生むことはできない。
 この講演で小林秀雄はベルクソンと柳田国男の言葉を導きにしながら「信」と「知」それぞれの役割と、そのあわいにあるものを明らかにしようとします。そこに小林秀雄は叡知と呼ぶべきものを見いだそうとするのです。(講師:若松英輔)

【受講料】8,500円(税込)
【講座時間】約135分(約45分×3)
【課題】含まれています
【質問受付】あり
【テキスト】小林秀雄『考えるヒント3』(文春文庫)

●配信予定日:2021年8月25日(水)お申込み


<NEW>
 
 小林秀雄が批評で重んじたのは「無私」と「美」と「情」です。それはありのままの世界のなかに「美」を見出し、それを「情(こころ)」で受け止めようとすることです。ただ、小林が考えた「無私」は「私」を失うことではありませんでした。彼がいう「美」もきらびやかなものとは全く関係がありません。彼がいう「情」は意識だけでなく、無意識もさらには魂をも含むものでした。小林の言葉と対話することで、物事の本質を「観る」ことと人間の心情を、より深く「感じる」道を模索してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】各11,000円(税込)
【講座時間】約180分(約45分×4)
【課題】含まれています
【質問受付】あり
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第一回 配信予定日:2021年8月11日(水)お申込み
【テキスト】小林秀雄『考えるヒント』『考えるヒント2』(ともに文春文庫)
※『考えるヒント』に収められた短編のエッセイ連作「四季」(p.168以降)と『考えるヒント2』に収められた講演録「常識について」を中心に行います。

●第二回 配信予定日:2021年9月8日(水)お申込み
【テキスト】小林秀雄『考えるヒント2』(文春文庫)
※「学問」「徂徠」「天という言葉」など、江戸時代の儒学者、国学者の言葉を読む小林秀雄の眼に導かれながら、日本の哲学の源泉にふれてみたいと思います。


<NEW>
 
  西田幾多郎の名前とともに記憶されているのは、最初の著作である『善の研究』と「絶対矛盾的自己同一」という表現です。絶対にありえないことが、あり得るだけでなく、むしろ、それが私たちの日常世界の根底をなしている、と西田は考えました。
 「絶対矛盾的自己同一」という表現がそうであるように、西田にとって、最も大きな困難は、思索を深めていくことよりも、新しい哲学的言語を自ら構築していかなくてはならないところにありました。西田の日本語は難しいというよりも、実験的であり、挑戦的なのです。
 この講座では論考「絶対矛盾的自己同一」を丁寧に読み込むことで、西田幾多郎の核心に迫ってみたいと思います。これまで西田の著作を読んだことのない方でもご参加いただけるように講義を進めて参ります。(講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【課題】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】『自覚について 西田幾多郎哲学論集V』(岩波文庫)
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第一回 配信予定日:2021年9月8日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み

●第二回 配信予定日:2021年9月15日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み

●第三回 配信予定日:2021年9月22日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み

●第四回 配信予定日:2021年9月29日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み




<学び舎講座>

【受講料】各4,620円(税込) 【講座時間】約90分
※学び舎では、若松以外の講師をお呼びして、様々な講座を行っています。
※学び舎の音声講座は実際の講座を録音したものです。
※学び舎は、課題提出および質疑応答はございません。

 ギリシアの哲学者アリストテレス(前384-322)の『ニコマコス倫理学』は、「倫理学」という学問を史上初めて体系化した古典中の古典です。
 アリストテレスの倫理学は、「幸福論的倫理学」と呼ばれます。人間はどのように生きれば幸福になることができるのかという人生の根本問題こそが、『ニコマコス倫理学』の取り組んでいる問題にほかならないのです。哲学書としては比較的平易なこの書物を、この講座では、冒頭から丁寧にわかりやすく読み解いていきます。
 この書物は、中世を代表する哲学者トマス・アクィナス(1225頃-1274)などにも多大な影響を与え、現代においても、「倫理学」や「社会哲学」について考察するさいに極めて頻繁に引用・援用され続けています。たとえば、現代を代表する哲学者の一人であるアラスデア・マッキンタイアは、『美徳なき時代』において、『ニコマコス倫理学』に依拠した「徳倫理学」を展開し、世界中に多大な影響を与えています。『ニコマコス倫理学』を読み解くことは、古代から現代に至る西洋哲学の豊かな歴史に親しんでいくための最善の入り口にもなります。

講師 東京大学教授 山本芳久
東京大学教授。1973年生まれ、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は哲学・倫理学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教学。『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書)でサントリー学芸賞受賞。著書に『トマス・アクィナス 肯定の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『トマス・アクィナスにおける人格(ペルソナ)の存在論』(知泉書館)がある。

※各回、講座内容は異なりますので、一回ずつでもお楽しみ頂けます。
※テキストとして、アリストテレス『ニコマコス倫理学(上)』渡辺邦夫・立花幸司訳、光文社古典新訳文庫(2015年)を各自お手元にご用意下さい。

※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第五回 配信予定日:2021年8月4日(水)お申込み
様々な「徳」 (『ニコマコス倫理学』第四巻)
アリストテレスは、「枢要徳」以外にも実に様々な「徳」について考察しており、現代の私達にとってもとても身近で参考になる論述が数多くなされています。「気前良さ」「物惜しみのなさ」「志の高さ」「温和さ」「機知」「羞恥心」といった具体的な「徳」についてわかりやすくご説明していきます。

●第六回 配信予定日:2021年8月18日(水)お申込み
「正義」とは何か (『ニコマコス倫理学』第五巻)
「正義」とは、対人関係において発揮される「徳」のことです。他者を他者として尊重し、社会を社会として尊重する力と言えましょう。社会の中で他者と共に生きていかざるをえない私達は、どのような力を身につければ充実した共同生活を送ることができるのでしょうか。そのような観点から「正義」の徳について考察していきます。

※レジュメはない場合がございます。
※学び舎講座は、ご質問、課題提出はございません。




――短歌をつうじて、「読むと書く」の窓をいっそう開いてゆきましょう。

「短歌」という小さなかたちは、広大な風景や複雑な心情を注ぎ込むことのできる不思議な器です。万葉の昔から現代に至るまで、人々は折々の思いをこの器に注ぎ込んできました。歌を詠むことで人は自ら慰められ、力を得ることができるからでしょう。

本講座では「自分をみつめる」「働く日々」などのテーマごとにさまざまな歌を鑑賞し、普遍的な心情や時代背景などを読み解いてゆきます。鑑賞を重ねることは、作歌するうえで何よりの糧にもなります。
ご受講者の投稿された歌を鑑賞したり、アドバイスしたりするコーナーもございます。(短歌の募集は終了しております)

講師 松村由利子(歌人)
<略歴>1960年、福岡県生まれ。西南学院大学文学部卒。新聞記者として20余年勤めた後フリーランスライターに。歌集に『大女伝説』(葛原妙子賞)、『光のアラベスク』(若山牧水賞)など。著書に『31文字のなかの科学』(科学ジャーナリスト賞)、『与謝野晶子』(平塚らいてう賞)、『短歌を詠む科学者たち』など。沖縄県石垣市在住。


■若松からのコメント■
長く歌を「読んで」きましたが、どうしても「詠む」ことができませんでした。五七五七七で言葉をつむいでも、どこかわざとらしいのです。「読む」と「書く」は、呼吸のように行われるのですが、もし、歌を「詠む」ことができれば、「読む」方にもよい影響が必ずあると思います。
松村由利子さんは複数の賞を受賞している歌人であるだけでなく、随想、評伝の書き手としても評価の高い方です。
歌を詠むだけでなく、歌を扉にして、言葉と出会い直すことができるのではないかと心躍らせています。
ひとりの聴講者として私も参加します。ご一緒に歌を学べるのを楽しみにしております。



※各回、講座内容は異なりますので、一回ずつでもお楽しみ頂けます。
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。


●第五回 配信予定日:2021年8月4日(水)お申込み
みんな子どもだった
子どもを詠んだ歌には、特別な輝きと温かみがあります。かつて子どもだったころを思い出し、親の愛情を思い出すことで誰もが元気をもらえます。
「押入にひそむこの子よ父われのわるきところのみ伝はりけらし(斎藤茂吉)」
「喘息と言われた子供の咳を聞く聖書のように医療書を読み(川本千栄)」

●第六回 配信予定日:2021年9月1日(水)お申込み
老いと死をみつめる
近しい人との別れの悲しみは、どんな時代も変わりません。高齢社会では介護の歌も増えており、生の本質を突きつけてきます。
「私が死んでしまえばわたくしの心の父はどうなるのだろう(山崎方代)」
「癌センター二度と来なくていいのよと冷たき指に触れてささやく(平岡三和子)」

※学び舎講座は、ご質問、課題提出はございません。


<NEW>
ユング心理学とは、もともとは心理療法家であったユングの実践と経験から生まれたものです。誕生から100年経ったいまでも、ユング心理学は心理学や心理療法の専門家にとって重要なものでありつづけています。

だとしたら、ユング心理学は「専門家」のためのものなのでしょうか? 「専門家」ではない人がユング心理学を学ぶことはできないのでしょうか?
ユングはそのようには考えませんでした。むしろユング心理学は市民の共有財産、つまりみんなのものでなければならない、と。
いま、この世界を生きている私たちが私たち自身のために、日常の経験から出発してユング心理学を学ぶ。それがこのレクチャーの目標です。

ユング心理学にふれるのが初めてのかたはもちろん、学びを深めたいかた、日常の出来事や思いをもうひとつの視点から見つめ直してみたいかたにもおすすめの講座です。

講師 大塚紳一郎(ユング派分析家候補生、公認心理師)
1980年、東京都に生まれる。2002年慶應義塾大学文学部卒。2009年甲南大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。2018年よりISAP(チューリッヒ)留学。訳書 ランク『出生外傷』(共訳、2013)メツル/カークランド編『不健康は悪なのか』(共訳、2015)ユング『ユング 夢分析論』(共訳、2016)同『心理療法の実践』(共訳、2018)同『分析心理学セミナー』(共訳、2019)チェインバーズ『心理学の7つの大罪』(2019)マーシュ『医師が死を語るとき』(2020、以上みすず書房)フェレンツィ『精神分析への最後の貢献』(共訳、岩崎学術出版社、2007)。



■若松からのコメント■
私たちはこれから、日本語でまったく新しいユングに出会うことになる。それだけでなく、ユングが、また河合隼雄がいったように「大塚心理学」さえ目撃するだろう。 この予想は外れないと思う。


■前回ご受講された方のご感想■
・大塚先生の穏やかな話し方と内容の明瞭さで、時が経つのがあっと言う間でした。
・とても楽しく、興味の扉が更に開かれた学びの時間でした。前のめりに拝聴しています。
・「日々の中で生きるため」にという言葉にこめた意味がわかってきた気がしました。生活にユング心理学を生かすことが出来ればよいなと思います。



※各回、講座内容は異なりますので、一回ずつでもお楽しみ頂けます。

※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第一回 配信予定日:2021年8月25日(水)お申込み
悩むこと
私たちはいろいろなきっかけで悩みます。悩みがあるのはもちろん辛いことですが、ある意味では、悩みがあるというのはちゃんと生きていることの証でもあります。ユングは悩みが私たちにとって避けることのできないもの、いや、私たちに必要なものだとさえ言います。身近な経験から、この言葉の意味を考えてみましょう。

●第二回 配信予定日:2021年8月25日(水)お申込み
育てること
子育てを通じて人生が一変したと、多くの人が言います。育てるという体験には、こころにとって何か特別な意味があるようです。元型という見方を取り入れることによって、ユングはこの「育てる」という営みが持つ、独自の意味を探究していきました。育てることの難しさと、その意味について、考えてみましょう。

●第三回 配信予定日:2021年9月22日(水)お申込み
夢を見ること
私たちが毎夜、見ている夢。この夢が持つ、生きることそのものにとっての意味を、ユング心理学は大切に考えます。夢を見るというのはいったいどういう体験なのでしょうか? 夢を真剣に受け止めるというのはどういうことなのでしょうか? ユング心理学のはじまりの問いに向き合ってみましょう。

●第四回 配信予定日:2021年9月22日(水)お申込み
老いること
私たちはみな老い、やがて死んでいきます。年を重ね、もはやかつてのように生きることのできなくなった自分を受け入れるのは、けっして容易ではありません。けれども、老いを重ねることでしか向き合えない問いがあるとユング心理学は考えます。老いること、そのものの意味を問うてみましょう。

●第五回 配信予定日:2021年10月20日(水)お申込み
変わること
自分の生き方そのものを大きく変えなければならない。生きていく中で、そんな瞬間が訪れることがあります。では、生き方を変える、本当の意味で自分が変わるというのはどういうことなのでしょうか? それには何が必要なのでしょうか? ユングが「個性化」という言葉に込めた意味と共に考えてみましょう。

●第六回 配信予定日:2021年10月20日(水)お申込み
癒すこと
ユングは何よりもまず心理療法家であり、精神科医でした。ユング派の心理療法とは何よりもまず心の病や傷つきを癒すための営みです。他者の心の病や傷つきを癒すために私たちに何ができるでしょうか?それは私たちにとって、どういう体験なのでしょうか? 臨床家ユングと一緒に考えてみましょう。

●第七回 配信予定日:2021年11月24日(水)お申込み
背くこと
私たちはときに間違いを犯します。それが些細な間違いであることもありますが、誰かを傷つけるものであることや、法や道徳に反するものであることもあります。悪とは善の欠如ではなく、それ自体で存在するものだ。ユングはそう言います。この言葉の意味を、私たち自身の経験から探っていきましょう。

●第八回 配信予定日:2021年11月24日(水)お申込み
生きること:リプライズ
ひとまずの最終回です。かつてユングは、「元型は生きている中の典型的な状況と同じ数だけ存在する」と言いました。日々の典型的な状況を表す言葉である「動詞」からユング心理学をはじめたとき、私たちに見えてきたのはどんな景色だったでしょうか? 元型と「生きること」。その関わりをもう一度問い直してみましょう。

※レジュメはない場合がございます。
※学び舎講座は、ご質問、課題提出はございません。




※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。
※決裁完了後にダウンロードできるPDFをご確認下さい。決済完了後、配信予定日になりましたら聴講URLをメールでご案内致しますので、しばらくお待ち下さい。(コンビニ払いを選んだ方は、払い込みが完了した時点でお申込確定となります)
※レジュメはPDFをダウンロードする形でご用意致します。もし、プリンターがない場合は、コンビニプリントをご案内いたしますので、ご相談下さい。
※ご聴講期限は、配信より1ヶ月間です。期限内は何度でもお聴き頂けます。聴講はストリーミングのみとなります。ダウンロードはできません。
※ご質問はお一人様2問までお送り頂けます。なお、講座によっては質問や課題提出がない場合もございます。各講座の詳細をご確認下さい。

 



若松英輔「読むと書く」運営事務局
E-mail :info@yomutokaku.jp
営業時間:月−金/9〜17時(祝祭日・当社規定の休日を除く)
※営業時間外に頂いたご連絡は、翌営業日以降にご対応させて頂きます。