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ご自宅やお好きな場所で、お好きな時間にお聴き頂ける音声講座です。
読むことや書くことと向き合うことで、少しでも心が癒やされたり、穏やかな気持ちになったり、いつもの時間や生活に「人生の深まりや意味」を見い出すお手伝いができたらと、若松ともども願っております。


【講座内容】
・音声講座(URLクリックで簡単にお聴き頂けます)
・レジュメ
・課題提出&若松のコメント返送あり
・質疑応答(詳しくは下をご覧下さい)
※学び舎や入門編など、講座によっては形態が異なる(課題提出・質問・レジュメがないなど)ものもございます。

【聴き方】
お申込後、配信予定日に、聴講URLを記載したメールをお送り致します。
そのURLをクリックしてお聞き下さい。

🎧【お試し版】読むと書く入門
🎧【お試し版】柳宗悦「美の法門」

ポイント1 普段の講座がご自宅でも
気軽に外出できない時や、遠方のかたでも。お好きな時間に、また、時間のないときは小分けに聞いてもOK。ご自身のペースでご受講頂けます。

ポイント2 課題提出&若松のコメント付き
通常の講座と同じように、課題提出もして頂けます。

ポイント3 ご質問に若松がお答えします
お一人様2問まで、ご質問を承ります。若松からのこたえを録音したものを、毎週アップ致します。

 ※学び舎や入門編など、講座によっては課題提出、質問がないものもございます。


【配信予定日】
各講座の詳細に記載がございます。

【販売期間】
配信日の9:00まで

【聴講期限】
配信より1ヶ月間

【お申し込み方法】
配信予定日のお申込みボタンより、お願い致します。(決済ページstoresに移動します。storesの会員登録は事務局の会員登録とは異なります。ゲストでもご決済頂けますが、stores会員登録をされますと、次回より登録情報の入力が省略できます。)

※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。
会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。
※文章をお書きになることをお仕事とされている方のご参加は、恐れ入りますがご遠慮頂いております。
※ご入会頂けない場合もございますので、あらかじめご了承下さい。
※初めての方は講座参加費に加え、入会金5,500円(税込)を頂戴いたします。

<新作あり!>




講座一覧

※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。


 
  この本の第一章は「たましいについて」です。河合隼雄にとって心理学とは、ある意味で「たましい」の学でもありました。この本で河合は、「共時性」「死」など、それまで語るのに慎重だった問題を本格的に語ります。これまで河合隼雄の本は、何冊読んできたか分かりませんが、この本に出会ったときの衝撃は今も忘れることができません。
その存在を知ったのは、遠藤周作のエッセイであったことも忘れがたい経験です。この本で河合は、狭い意味での合理主義を超えた、新しい叡知の地平を語ろうとします。
科学と「ふしぎ」を対立させるのではなく、そこに心とは何かを照らし出す、豊かな果実を見出すこと、それが河合隼雄の悲願だったのかもしれません。
この一冊を読むことで、科学を否定しない、しかし、科学には収まらない世界を感じ直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】各6,050円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【課題】含まれています
【質問受付】あり
【テキスト】河合隼雄『宗教と科学の接点』(岩波現代文庫)
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第七回 配信予定日:2021年12月22日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み

●第八回 配信予定日:2022年1月26日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み



 
  西田幾多郎の名前とともに記憶されているのは、最初の著作である『善の研究』と「絶対矛盾的自己同一」という表現です。絶対にありえないことが、あり得るだけでなく、むしろ、それが私たちの日常世界の根底をなしている、と西田は考えました。
 「絶対矛盾的自己同一」という表現がそうであるように、西田にとって、最も大きな困難は、思索を深めていくことよりも、新しい哲学的言語を自ら構築していかなくてはならないところにありました。西田の日本語は難しいというよりも、実験的であり、挑戦的なのです。
 この講座では論考「絶対矛盾的自己同一」を丁寧に読み込むことで、西田幾多郎の核心に迫ってみたいと思います。これまで西田の著作を読んだことのない方でもご参加いただけるように講義を進めて参ります。(講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【課題】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】『自覚について 西田幾多郎哲学論集V』(岩波文庫)
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第十回 配信予定日:2021年12月15日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み



 
 『論語』は理念や理論の書ではありません。徹底的な「生活の書」です。苦しいとき、悲しいとき、あるいは試練に直面しているとき、どのように次の一歩を探していくことができるか。『論語』は、そんな人生のヒントにあふれています。  
 そして、『論語』はじつに平易な、完結な言葉で書かれています。今回は、現代語訳を用いながら講座を進めて行きますので、漢文が苦手だ、という方でもお気軽にご参加いただけます。  
 聖人・孔子から学ぶだけでなく、挫折の人・孔子からもたくさんのことを学べたらと思っています。 (講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【課題】なし
【質問受付】なし
【テキスト】『論語』 (金谷 治訳注・岩波文庫) (テキストをご準備下さい。レジュメはございません。)
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第十回 配信予定日:2021年12月8日(水) お申込み
 ※公冶長第五の十三〜二十八となります。

NEW!●第十一回 配信予定日:2022年1月5日(水) お申込み



 
※新約聖書は世界の思想書かつベストセラーでもあります。 信仰を深めたい方はもちろん、特定の信仰をお持ちでない方や他の信仰をお持ちの方も、自由な視座でご参加ください。

 『新約聖書』の四つの福音書で、もっとも哲学的であり、もっとも詩的なのが「ヨハネ伝」です。また、「初めにみ言葉があった。み言葉は神とともにあった。み言葉は神であった」という書き出しがこの福音書の特性をよく表しています。ここでいう「み言葉」は、私たちが日常生活で用いている言語の世界をはるかに超えるものです。哲学者の井筒俊彦はそれを「コトバ」と呼びました。
 コトバによって表現されたものは、言葉のはたらきの限界を超えて、私たちの心に直接語りかけてきます。『聖書』に限らず、聖典における「コトバ」を「読む」とはどのような営みなのかを皆さんと考えてみたいと思います。(講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【課題】なし
【質問受付】なし
【テキスト】新約聖書(下記のいずれかをご用意下さい。レジュメはございません)
@『聖書』(原文校訂による口語訳)(フランシスコ会聖書研究所訳注)5,500円または8,800円
値段の違いがありますが、文字の大きさと版型の差になります。(8,800円はともに大きめ)
本文は中身は変わりません。こちらには『旧約聖書』と『新約聖書』が共に収録されています。
(少し高額ですが、講師いわく「一生ものです」とのことです。)
A『新約聖書』(新版)(フランシスコ会聖書研究所訳注)1,870円
講座では、主にこの本を使います。こちらだけでも問題ありません。
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

NEW!●第十一回 配信予定日:2022年1月12日(水) お申込み



 
  『コルシア書店の仲間たち』は、須賀敦子の代表作です。皆それぞれに愛すべき彼女の作品を持っていると思いますが、彼女の精神性を理解しようと思うとき、この作品を素通りすることはできません。
 コルシア書店は1970年代はじめまでミラノに実在した書店であり、小さな出版社でもありました。ここが須賀敦子のイタリアの本拠地でした。そこで彼女は真の仲間と出会い、信仰とも出会い直し、そして、人生の伴侶とめぐり会いました。
 この本は、愛すべき人たちの記録であるだけでなく、物語の姿をした彼女の精神的自伝でもあります。人生を深みで支えてくれているものに人はいつ、どのように出会い、そして、それを認識するのか。彼女の言葉と対話しながら、考え直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【課題】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】『須賀敦子全集』第一巻(河出文庫)
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第一回 配信予定日:2021年12月8日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み
 ※193ページから217ページ前後までとなります。

●第二回 配信予定日:2022年1月12日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み
 ※220ページ前後からとなります。

●第三回 配信予定日:2022年2月9日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み



<NEW>

 
 詩人・大手拓次の名前を知らない人もいるかもしれません。この人物は、生前、詩集を世に問うことなく亡くなってしまいました。しかし、およそ80年を経た今も、彼の言葉は読み継がれています。北原白秋、萩原朔太郎、室生犀星は、この詩人への敬愛をそれぞれの言葉で表現しています。
 大手拓次は、優れた詩人だっただけではありません。彼の詩は可能性の宝庫なのです。この詩集ほど優れた「詩の教科書」はないのではないかと思うほどです。私たちは彼の作品から詩の様式、詩のはたらき、あるいは詩に用いられる「色」「音」「香り」「熱」といった「いのち」のコトバのありようをじつに深く学ぶことができます。
 また、この回の終りには、詩の添削の実践を収録してみましたどのように詩を整えていくかもお聞き頂けたらと思います
 私たちのなかに眠れる詩のコトバをどのように目覚めさせることができるかを大手拓次に学び直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【課題】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】『大手拓次詩集』(原子朗編・岩波文庫)

※実践として、実際に行った詩の添削を収録したコーナーもございます。
※ゼミ講座の方では、事前に書いた詩を読み合い、ともに考える実践講座を開講致します。ぜひこちらもご参加下さい→「内なる詩人に出会う道」

●第一回 配信予定日:2022年12月15日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み



<NEW>

 
 石垣りんの生涯を見ていると、文字通りの意味で、詩を読むこと、詩を書くことによって救われてきたことが分かります。14歳のときに銀行で働きはじめ、定年まで勤めあげた彼女の言葉は、「考えられた」言葉ではなく、まさに生きることによって、紡がれたものにほかなりません。しかし、苦しみや困難、容易に癒えることのない悲しみを歌う彼女の言葉にはいつも、消えることのない光が宿っています。それでも人は生きて行く、生きていけるという祈りのような詩情がそこを貫いています。
 茨木のり子は、石垣りんを本当に敬愛していました。茨木のり子が語る石垣りんなどにもふれながら、石垣りんの作品の秘密を皆さんと読み解いていきたいと思います。(講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【課題】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】『石垣りん詩集』(岩波文庫)
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第一回 配信予定日:2021年12月15日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み

●第二回 配信予定日:2022年1月19日(水)
・課題・質問受付あり お申込み
・課題・質問受付なし お申込み



<NEW>

 
 『テレーズ・デスケルウ』は、遠藤周作が、もっとも影響を受けた作品であり、『深い河』でも何度となく言及された作品です。フランソワ・モーリアックは、ノーベル賞も受賞した20世紀フランスを代表する作家ですが、同時に敬虔なカトリックでもありました。
 この作品の主人公テレーズは、あることを契機に、幾度にもわたって夫に猛毒であるヒ素を飲ませます。テレーズは、夫を殺害しようとしたのではありません。事実、夫は死にませんでした。 ほかの人の目には、何の問題もないように映っていたテレーズと夫ベルナールの関係に何が潜んでいたのか。テレーズは、何を耐えがたく感じていたのか。そして、一人の女性の苦しみをめぐってモーリアックと遠藤周作という二人の作家が何を試みたのか。
 二人の作家はともに、小説中の主人公は、しばしば作家の自由にはならないと語っています。この作品を糸口にしながら、物語の秘義をめぐっても考えを深めてみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】11,000円(税込)
【講座時間】約180分(約45分×4)
【課題】含まれています
【質問受付】あり
【テキスト】遠藤周作訳 フランソワ・モーリアック『テレーズ・デスケルウ』(講談社文芸文庫)
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●配信予定日:2021年12月22日(水) お申込み



<NEW>

 
 この本は、ヘルマン・ヘッセの隠れた名作です。「シッダルタ」というと釈迦の名前だと思われるかもしれませんが、この本では違って、釈迦と同時代に生まれた、ある求道者の名前なのです。
 あるとき主人公シッダルタは、真実を求めて旅に出ます。釈迦にも学びました。しかし、彼はそれにも充足を得ることができずに漂泊を続けます。彼が探していたのは「誰かの教え」ではなく、真実の自己であり、自己の奥に眠るものだったからです。
 しかし、求道の旅は一直線にはいきません。ある時期まで僧よりも僧らしく生きたシッダルタでしたが、ある女性との出会いを契機に、この世の誘惑である愛欲とぜいたく、あるいは権力の罠に絡められていきます。しかし、そうしたこともけっして「無駄」ではないことが分かります。 私はどこまでも私であって、しかし、私であることに終わらない。この不思議な人生の秘密を皆さんとじっくり考えてみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】11,000円(税込)
【講座時間】約180分(約45分×4)
【課題】含まれています
【質問受付】あり
【テキスト】ヘルマン・ヘッセ『シッダルタ』(手塚富雄訳・岩波文庫)
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●配信予定日:2022年1月5日(水) お申込み



<NEW>

 
 『夜と霧』は、著者であるフランクルの主著であり、20世紀でもっともよく読まれた思想書であると言われています。そして、『夜と霧』はしばしば、危機の時代に新しい意味を伴ってよみがえってきます。
 この本に記されているのは、フランクルが強制収容所で経験した出来事です。そこに広がっているのは、まさに「限界状況」と呼ぶべき現実なのですが、フランクルがそこに見出したのは、絶望だけでなく、むしろ、希望であり、真の意味における「いのち」のちからでした。そればかりか、朽ちることのない美との出会いすら記録されています。
  誰の人生にも幾度かの危機が訪れます。その表面ではなく、その奥に何があるのか、皆さんとともに考え、見つめ直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】11,000円(税込)
【講座時間】約180分(約45分×4)
【課題】含まれています
【質問受付】あり
【テキスト】V・E・フランクル『夜と霧』(池田香代子訳・みすず書房)
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●配信予定日:2022年1月26日(水) お申込み



<学び舎講座>

【受講料】各4,620円(税込) 【講座時間】 約90分
※学び舎では、若松以外の講師をお呼びして、様々な講座を行っています。
※学び舎の音声講座は実際の講座を録音したものです。
※学び舎は、課題提出および質疑応答はございません。

<NEW>
 ユングはその生涯を通じて何度も、身近な人々を対象としたセミナーを開催し、自らの考えを直接語りました。
 中でも1925年にチューリッヒで開催された、全16回からなるこのセミナーは特別な意味を持っています。ユングがはじめて彼独自の考え方、すなわち後に「ユング心理学」と呼ばれるものを語りはじめたのが、まさにこのセミナーにおいてであったからです。
 この歴史的なセミナーの記録である本書を読むことは、ユング心理学が誕生していく現場に、ユングやセミナーの参加者たちと同じく、私たちもまた立ち会うという体験に他なりません。その意味では、膨大な数に及ぶユングの著作、あるいはユング心理学関連の文献の中でも「はじめてのユング」に相応しいものと言えるでしょう。
 この特別な一冊を、一緒に読み解いてみませんか。

※この講座は大塚先生の訳書『分析心理学セミナー 1925年、チューリッヒ』をテキストに、大塚先生より直接ご講義頂きます。

講師 大塚紳一郎(ユング派分析家候補生、公認心理師)
1980年、東京都に生まれる。2002年慶應義塾大学文学部卒。2009年甲南大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。2018年よりISAP(チューリッヒ)留学。訳書 ランク『出生外傷』(共訳、2013)メツル/カークランド編『不健康は悪なのか』(共訳、2015)ユング『ユング 夢分析論』(共訳、2016)同『心理療法の実践』(共訳、2018)同『分析心理学セミナー』(共訳、2019)チェインバーズ『心理学の7つの大罪』(2019)マーシュ『医師が死を語るとき』(2020、以上みすず書房)フェレンツィ『精神分析への最後の貢献』(共訳、岩崎学術出版社、2007)。



※各回、講座内容は異なりますので、一回ずつでもお楽しみ頂けます。

※この音声講座は実際の講座を録音したものです。

●第二回 配信予定日:2021年12月15日(水)お申込み
「セミナー 第1回−第3回」
セミナーのオープニングです。学生時代の経験について、博士論文の題材となった少女について、そしてフロイトとの出会いと決別について、ユングは語っていきます。ユング心理学が生まれる土壌がいかにしてできあがっていったのか。ユング自身に語ってもらいましょう。

●第三回 配信予定日:2022年1月5日(水)お申込み
「セミナー 第4回−第6回」
セミナーの題材は少しずつ、ユング自身の内的体験へと移っていきます。夢やファンタジーを通じた「無意識との対決」が、ユングにとっていかに過酷で、そして意義深いものであったのかが、生々しいまでに語られていきます。それは「ユング心理学」が生まれた瞬間でもありました。

●第四回 配信予定日:2022年1月19日(水)お申込み
「セミナー 第7回−第9回」
「ジークフリート殺し」「イリヤとサロメとの出会い」という内的体験とその意味について、ユングは自らの言葉で描き出していきます。後の『赤の書』、そして夢分析やアクティヴ・イマジネーションという技法のもととなったこの内的体験の意味を、ユングとともにじっくりとひも解いていきましょう。

●第五回 配信予定日:2022年2月2日(水)お申込み
「セミナー 第10回−第12回」
男性と女性、意識と無意識、自我とアニマ/アニムス。ユング心理学は「対立するものどうしの結合」をめぐる心理学です。この「対立するものどうしの組み合わせ」と「結合」というアイディアについて、セミナーの参加者と一緒に頭を悩ませながら、ユングの説明に耳を傾けてみましょう。

●第六回 配信予定日:2022年2月16日(水)お申込み
「セミナー 第13回−第15回」
「無意識」とはいったい何のことでしょうか? ここにいたってユングはフロイトの精神分析とはまったく異なる「無意識」のモデル、すなわちユング心理学を提唱するに至りました。ユングが紹介している図を題材に、ユング心理学の心の地図を解説していきます。

●第七回 配信予定日:2022年3月2日(水)お申込み
「セミナー 第16回」
最終回の主役はユングではなく、セミナーの参加者たちです。三つの小説を題材に、ユング心理学に基づく解釈をしていきます。ユング心理学とはどういう営みなのか? それによって何がもたらされるのか? その答えを参加者たちと一緒に探っていきましょう。

●第八回 配信予定日:2022年3月16日(水)お申込み
まとめと質疑応答
本書の内容を振り返り、ユング心理学という考え方がどのようにして生まれていったのか、その独自性はどのようなものなのかを考えます。後半では参加者の方からのご質問にお答えする時間を設ける予定です。 ※ユング心理学講座は、素樸な問いから少し専門的な質問まで、真摯に交わされる質疑応答も大きな魅力です。「内在している問いに気づく」「さらに自分に引きつけることができる」と、ご好評いただいてきたこの時間を、第八回では、たっぷりとらせていただきます。

※レジュメはない場合がございます。
※学び舎講座は、ご質問、課題提出はございません。



<NEW>
 古代ギリシアの哲学者プラトン(前427年頃-347年頃)の代表作の一つである『饗宴(きょうえん)』を丁寧に読解します。『饗宴』は、「愛(エロース)」というテーマをめぐって、何人かの論客が演説をしながら議論を深めていくという形式で書かれた著作です。小説のような仕方で読んでいくことができるので、哲学書としては極めて親しみやすく読みやすい作品ですが、その内容は実に深遠です。
 20世紀を代表する哲学者の一人であるホワイトヘッドは、西洋哲学の二千年に及ぶ歴史の全体は、プラトンの著作に対する脚注のようなものである、と述べています。プラトンにおいて、哲学の根本問題のほぼすべてが出そろっていると言っても過言ではありません。
 「愛」という人生の問題についても同様です。誰もが直面する「愛」という根本問題についての考えを深めていくための実に豊かな材料が、この饗宴という著作の中に含まれているのです。
 このプラトンの『饗宴』全体を、全6回で丁寧に読み解きつつ、哲学書になじむためのこつを伝授していきたいと思っています。

講師 東京大学教授 山本芳久
東京大学教授。1973年生まれ、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は哲学・倫理学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教学。『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書)でサントリー学芸賞受賞。著書に『トマス・アクィナス 肯定の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『トマス・アクィナスにおける人格(ペルソナ)の存在論』(知泉書館)がある。

※各回、講座内容は異なりますので、一回ずつでもお楽しみ頂けます。
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。


●第一回 配信予定日:2021年12月8日(水)お申込み
「愛の思想史」序説
 プラトンにおける「愛(エロース)」の特徴を浮き彫りにするために、西洋思想史における愛の理論を概説します。アリストテレス、聖書、アウグスティヌス、トマス・アクィナスなどの文章をいくつか紹介しつつ、「愛」について哲学的に考えることが、単なる理論的な問題ではなく、自らの毎日の生活や人生をどう受け止めてよりよく生きていくかという根本問題に直結していることを、ご説明したいと思っています。

●第二回 配信予定日:2021年12月22日(水)お申込み
パイドロスとパウサニアスの演説
 プラトン『饗宴』を丁寧に読み始めます。「愛(エロース)」をめぐって最初の演説を繰り広げるのはパイドロスです。パイドロスは、エロースが偉大な神であるという趣旨の演説を行います。それに対して、パイドロスの恋人であるパウサニアスは、エロースには「天上的なエロース」と「地上的なエロース」の区別があるという説を提示します。

●第三回 配信予定日:2022年1月12日(水)お申込み
エリュクシマコスとアリストファネスの演説
 医師であるエリュクシマコスは、パウサニアスの区別を受け継ぎつつ、人間の感情としての愛という狭い文脈を超えて、この世界全体の在り方を「エロース」に基づいて説明することを試みます。他方、アリストファネスは、太古の人間は二体一身であり、エロースとは、人間が本来の片割れを憧れ求める渇望だという神話を語ります。本書の中でも最も有名な箇所の一つです。

●第四回 配信予定日:2022年1月26日(水)お申込み
アガトンの演説
 エロース演説が行われている「饗宴」の主催者であるアガトンが、エロースを讃美する美辞麗句に満ちた演説を行います。エロースは神々のうちで最も美しく、あらゆる徳を身に着けているという観点が提示されます。「愛」のみではなく、「美」や「徳」といった、私達一人ひとりが日常生活を送るさいにかけがえのない価値を持ったテーマについて、みなさんと一緒に深く考えていきたいと思います。

●第五回 配信予定日:2022年2月2日(水)お申込み
ソクラテスの演説
 ソクラテスがディオティマという神秘的な女性から聞いた話として、 エロースは、美しさと醜さ、善と悪との中間にあるものだという説が語られます。そして、知恵への愛である「哲学」に従事する者もまた、「知恵」と「無知」の中間にある者だという、プラトンの哲学観のエッセンスが語られる大変重要な箇所を読み解いていきます。

●第六回 配信予定日:2022年2月16日(水)お申込み
ソクラテスの演説の続き、アルキビアデスの演説
 ソクラテスの演説の直後に酔っ払って乱入してきたアルキビアデスは、「エロース」ではなく「ソクラテス」を讃美する演説を行います。そこで描かれるソクラテスの姿は、哲学者とはいかなる存在であるのかを鮮やかに浮き彫りにするものとなっています。哲学を学ぶことが、私達一人ひとりにとって、どのような積極的な意味を有するものなのか、このようなソクラテスの姿を手がかりにみなさんと一緒に掘り下げて考えてみたいと思います。

※レジュメはない場合がございます。
※学び舎講座は、ご質問、課題提出はございません。



<NEW>
 吉水岳彦先生と若松英輔の対談、第二弾です。テーマは、「死と悲愛」について。お互いの信仰と学びを軸に、それぞれの立場を織りなしながら、語り合います。弱さを深く見つめていくことの大切さなどについて、皆さんとともに考えたいと思います。

《吉水岳彦先生より》
  『平家物語』には、源平の合戦で東大寺の焼き討ちを行った平重衡が、死罪を前に法然上人との面会を懇請する場面があります。許され得ぬ罪を悔い、泣きすがる重衡の話を聴く上人は、言葉もなく涙するのです。
 正しく生きたいと祈りながらも、罪を重ねる人間のかなしさは、現代も変わりません。周囲からの無理解と孤独の闇は、罪を生じさせ、より一層孤独を深めてゆきます。かなしい人間のさがを熟知し、共に涙する悲愛こそ、人生の闇を照らす光となり、混沌の世を共に生きる力となるのではないか――。若松さん、皆さんとともに、この大切なテーマについて、じっくりと考えてみたいと思います。

《若松より》
 人は誰も死をさけることはできません。むしろ、私たちは日々、懸命に生きつつあり、同時に「死につつ」もあるという存在です。それにもかかわらず、どう生きるのかばかりに心を奪われ、いかに死を受け容れるのかをなかなか考えようとはしません。
 ヘルマン・ヘッセの小説『シッダルタ』は、ある求道者の物語ですが、その最後にたどり着くのは「愛」の問題です。それは、誰か好ましい人を愛するというときの愛ではなく、「いのち」の根源にそそがれる愛、「悲愛」と呼ばれるものです。
 万物は悲愛のはたらきによって存在し、そしてつながってもいる。それは、宗教の差異を超えた根本問題なのではないかと考えています。
 死と愛、この二つの問いをめぐって、皆さんと深く感じ、考え直してみたいと思います。

講師 吉水岳彦(ひとさじの会事務局長・浅草山谷光照院住職)  
1978年、東京生。博士(仏教学)。2009年に「ひとさじの会」を発足。路上で暮らす人や身寄りのない人、何も持たざる人のもとへ行き、葬送や炊き出し、交流等を行う。現在、臨床仏教研究所研究員、大正大学非常勤講師、淑徳大学兼任講師、上智大学グリーフケア人材養成講座非常勤講師、東京慈恵医科大学病院非常勤講師。
※この音声講座は実際の講座を録音したものです。


●配信予定日:2021年12月22日(水) お申込み

※学び舎講座は、ご質問、課題提出はございません。




※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。
※決裁完了後にダウンロードできるPDFをご確認下さい。決済完了後、配信予定日になりましたら聴講URLをメールでご案内致しますので、しばらくお待ち下さい。(コンビニ払いを選んだ方は、払い込みが完了した時点でお申込確定となります)
※レジュメはPDFをダウンロードする形でご用意致します。もし、プリンターがない場合は、コンビニプリントをご案内いたしますので、ご相談下さい。
※ご聴講期限は、配信より1ヶ月間です。期限内は何度でもお聴き頂けます。聴講はストリーミングのみとなります。ダウンロードはできません。
※ご質問はお一人様2問までお送り頂けます。なお、講座によっては質問や課題提出がない場合もございます。各講座の詳細をご確認下さい。

 



若松英輔「読むと書く」運営事務局
E-mail :info@yomutokaku.jp
営業時間:月−金/9〜17時(祝祭日・当社規定の休日を除く)
※営業時間外に頂いたご連絡は、翌営業日以降にご対応させて頂きます。