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ご自宅やお好きな場所で、お好きな時間にお聴き頂ける音声講座です。
読むことや書くことと向き合うことで、少しでも心が癒やされたり、穏やかな気持ちになったり、いつもの時間や生活に「人生の深まりや意味」を見い出すお手伝いができたらと、若松ともども願っております。


【講座内容】
・音声講座(URLクリックで簡単にお聴き頂けます)
・レジュメ
・課題提出&若松のコメント返送あり
・質疑応答(詳しくは下をご覧下さい)
※学び舎や入門編など、講座によっては形態が異なる(課題提出・質問・レジュメがないなど)ものもございます。

【聴き方】
お申込後、配信予定日に、聴講URLを記載したメールをお送り致します。
そのURLをクリックしてお聞き下さい。

🎧【お試し版】読むと書く入門
🎧【お試し版】柳宗悦「美の法門」

ポイント1 普段の講座がご自宅でも
気軽に外出できない時や、遠方のかたでも。お好きな時間に、また、時間のないときは小分けに聞いてもOK。ご自身のペースでご受講頂けます。

ポイント2 課題提出&若松のコメント付き
通常の講座と同じように、課題提出もして頂けます。

ポイント3 ご質問に若松がお答えします
お一人様2問まで、ご質問を承ります。若松からのこたえを録音したものを、毎週アップ致します。

 ※学び舎や入門編など、講座によっては課題提出、質問がないものもございます。


【配信予定日】
各講座の詳細に記載がございます。

【販売期間】
配信日の9:00まで

【聴講期限】
配信より1ヶ月間

【お申し込み方法】
配信予定日のお申込みボタンより、お願い致します。(決済ページstoresに移動します。storesの会員登録は事務局の会員登録とは異なります。ゲストでもご決済頂けますが、stores会員登録をされますと、次回より登録情報の入力が省略できます。)

※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。
会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。
※文章をお書きになることをお仕事とされている方のご参加は、恐れ入りますがご遠慮頂いております。
※ご入会頂けない場合もございますので、あらかじめご了承下さい。
※初めての方は講座参加費に加え、入会金5,500円(税込)を頂戴いたします。

<新作あり!>





講座一覧

※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。



NEW!
 
 『一色一生』は、志村ふくみ先生の最初の著作であり、もっともよく読まれたものの一つです。どの作品も「迫真の力」に満ちたものですが、「兄のこと」は格別です。ふくみ先生の兄は小野元衞という画家でした。彼は1947年に28歳で亡くなっています。この作品は、小野元衞の日記と手紙の文章にふくみ先生が言葉を添える、というかたちで記されています。小野元衞にとって「画の道」、「画道」は芸術の道であるだけでなく、人間を超えたものにさえつながる道だったのです。こうした生き方は、そのままふくみ先生に受け継がれています。 (講師:若松英輔)

☆対話形式・・・この講座では、若松のひもときに加え、聞き手(事務局代表:大瀧)が素朴な質問を投げかけていきます。テキストをより身近に深掘りしてゆく、対話形式の講座です。

【受講料】6,600円(税込)
【講座時間】約130分(約65分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】志村ふくみ『一色一生』(講談社文芸文庫)

●配信予定日:2023年6月21日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み


 
 これまで皆さんと、イエスの死のあと、弟子たちがどのように変貌したのかが記された「使徒言行録」と、パウロの数多い手紙のなかで、もっとも重要な「ローマの信徒への手紙」を読んできました。この2つを響き合わせながら読む試みは、じつに味わい深く、それぞれがもう一方の謎を解き明かしてくれるようにも思われました。
 2023年1月からは「使徒言行録」の続きと、「ルカによる福音書」を読んでいきます。この2つの文書の作者は、同じ、あるいは極めて近しい人物、または共同体であると考えられてきました。現代の聖書学は、その一致を必ずしも厳密には認めませんが、霊性の伝統においての関係は、ある強度をもった近さがあると思います。
 『新約聖書』には、27の文書があり、複数の著者がいます。そうであってもこの書物が一巻として存在する意味が減じることはありません。むしろ、その意味をさまざまな文書を合わせ読むことを通じて感じ直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

※新約聖書は世界の思想書かつベストセラーでもあります。 信仰を深めたい方はもちろん、特定の信仰をお持ちでない方や他の信仰をお持ちの方も、自由な視座でご参加ください。

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク】なし
【質問受付】なし
【テキスト】新約聖書(下記のいずれかをご用意下さい。レジュメはございません)
@『聖書』(原文校訂による口語訳)(フランシスコ会聖書研究所訳注)5,500円または8,800円
値段の違いがありますが、文字の大きさと版型の差になります。(8,800円はともに大きめ)
本文は中身は変わりません。こちらには『旧約聖書』と『新約聖書』が共に収録されています。
(少し高額ですが、講師いわく「一生ものです」とのことです。)
A『新約聖書』(新版)(フランシスコ会聖書研究所訳注)1,870円
講座では、主にこの本を使います。こちらだけでも問題ありません。

●2023年6月14日(水)配信P「神のコトバの使徒になる」 お申込み

「使徒」とは神のコトバを必要な場所に運ぶ者の呼び名です。それは12人の弟子たちのこと だけを意味するのではありません。人間が神のコトバの器になるということの意味を考え直してみたいと思います。


●2023年7月12日(水)配信Q「イエスが告げたあわれみ」 お申込み

イエスがいうあわれみは、単に「哀れ」と感じることではありません。それは「わがこと」として認識することで自他の壁が消えることだといえるかもしれません。イエスのいう「あわれみ」をめぐって考えを深めてみたいと思います。


NEW!
●2023年8月16日(水)配信R「ゆるす人・イエス」 お申込み

イエスの生涯は「ゆるし」とは何かを体現した者だったといってよいと思います。私たちは、他の人よりも自分を「ゆるす」ことを学ばねばならないのかもしれません。イエスにとって「ゆるし」とは、その人そのものを受け容れることにほかならないのです。



 
 シュタイナーにとって魂とは何かを考えることは、人間とは何かを考えることにほかなりませんでした。さらにいえば、魂とは何かという問いを経ることなく、人間の本質にふれることはできないといってもよいかもしれません。
 テキストになる本は、訳者であり、シュタイナー研究の第一人者である高橋巖先生が、シュタイナーが魂をめぐって行った講演録を新たに編集したものです。どのページを開いてもじっと立ち止まらせる言葉にあふれています。
 この本でシュタイナーは、「魂は、魂からしか生まれない」と述べています。いわゆる生物学的生命とは異なる存在の根源である「いのち」に直結する魂のありようをシュタイナーの言葉にふれながら皆さんと味わってみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】ルドルフ・シュタイナー『魂について』高橋巖訳(春秋社)

●第16回 配信予定日:2023年6月7日(水)
・書くワーク・質問受付付き お申込み
・書くワーク・質問なし お申込み

●第17回(最終回) 配信予定日:2023年7月12日(水)
・書くワーク・質問受付付き お申込み
・書くワーク・質問なし お申込み


 
 『神秘哲学』は、若き井筒俊彦の代表作であり、『意識と本質』と並ぶ彼の主著です。この本で井筒は、古代ギリシアの詩人から語り始め、ヘラクレイトス、パルメニデスなどの「ソクラテス以前の哲学者」、そしてプラトン、アリストテレスを経て、ローマ時代の哲学者プロティノスまでを論じています。
 井筒にとって「神秘哲学」とは、「語られざる哲学」であるとともに「語り得ない哲学」であり、そして、それは知性の営みであるだけでなく、人間の救済にまで直結するものでした。「哲学は人間を救い得るのか」という根本問題をこの本を通じて、皆さんと考えてみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】13,750円(税込)
【講座時間】約220分(約55分×4)
【書くワーク・質問受付】あり
【テキスト】井筒俊彦『神秘哲学』(岩波文庫)

●2023年6月7日(水)配信M 「叡知を生きるための哲学――プラトンと神秘哲学」 お申込み

『神秘哲学』の序文で井筒は、自らをひとりの「プラトン主義者」であると述べています。
この本の「核」というべき章に入ってきます。プラトンにとって哲学は、単に思考の対象ではなく、どこまでも経験の道だったと井筒は述べています。「生きる哲学」の意味を実感し、読み深めます。
皆さんからのご質問の時間も準備いたします。

●2023年7月5日(水)配信N 「魂の哲学 プラトンの道」 お申込み

プラトンにとって哲学とは「魂の世話」をすることでした。つまり、魂の存在とはたらきをいきいきと感じ、 それらを真の意味で統御することでもありました。知性の哲学とは異なる魂の哲学の可能性を考えてみたいと思います。


NEW!●2023年8月2日(水)配信O 「イデアの秘義 プラトンにおける哲学者の使命」 お申込み

プラトンにとって「哲学者」であるとは、世界を、あるいは神々との関係を深く理解することに留まる者ではありませんでした。哲学者はイデアの秘義を経験し、それを人々と分かちあうことに至るものでした。それは、万人に等しく与えたれた生ける真理を照らし出すことだといえるのかもしれません。



 
 この本は、「現実」と私たちが呼ぶ世界は、実在の一断片でしかないことを改めて教えてくれます。難しいことではありません。現代社会の常識では、五感で感じ得ることを「現実」と呼びますが、本書ではそこに留まらない豊かな「感覚」をめぐって世界と人間とのつながりが語られます。ここでいう「神秘学」とは、真の意味における「人間学」あるいは「叡知学」と呼べるものです。それは「彼方の」というよりも「日常の哲学」でもあるのです。
 16歳のとき、私は古書店でこの本に出会い、それから25年以上、折にふれて読み返してきました。私のなかでは「希望の書」でもあります。暗がりが多い時代にあって確かな光のありかを皆さんと学び直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】高橋巖『神秘学講義』(角川選書)
※事務局でご用意しましたテキストは、完売致しました。現在テキストは入手しづらくなっておりますが、講座ではレジュメもご用意致します。

●第5回 配信予定日:2023年6月21日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第6回 配信予定日:2023年7月19日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

NEW!●第7回 配信予定日:2023年8月23日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み


 
 混乱の多い時代には、武者小路実篤のような、よく考えられた素朴な言葉が必要です。武者小路は、じつによく考えています。ただ、彼はわざと複雑に考えることをしなかっただけなのです。
 素朴な言葉は、受け止める者の心を開くちからを有しています。素朴な言葉と乱暴な言葉はまるで違います。その際も武者小路の作品から感じ得ると思います。
 人はなぜ生まれて来たのか。生きる使命とは何か。そして、人はこの世で何を学ぶべきなのか。愛するとはどのような営みなのか。こうした根本問題を武者小路の言葉に導かれながら、考え直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】武者小路実篤『人生論・愛について』(新潮文庫)

●第3回(最終回) 配信予定日:2023年5月31日(水) ※募集終了


 
 
 この本における「余白」は、神がはたらく場であり、神のはたらきそのものでもあります。つまり、神父にとって神は、場というはたらきなのです。人間は聖なる「余白」と呼ぶべき場所で生きている。それが神父の実感であり、発見でもありました。
 数多い神父の著作のなかで、もっとも優れたものであり、もっとも愛すべきものであると考えている人も少なくないとも思います。私もそう感じている一人です。この本は論考ではありません。神父の霊性的自伝です。
 十代の終り頃、父の本棚にあったこの本を読み始めたとき、それまでとは別な世界への扉がはっきりと音を立てて開いたようにさえ感じました。
 神父の生涯を味わいながら、彼のいう「余白」を感じ直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】11,000円(税込)
【講座時間】約180分(約60分×3)
【書くワーク】含まれています
【テキスト】『余白の旅(井上洋治著作選集2)』(日本キリスト教団出版局)

●第2回(最終回) 配信予定日:2023年6月21日(水) お申込み



 
 「青い鳥」は、幸福の象徴として、この作品から離れた場所でも用いられます。作品としての『青い鳥』は、いつしか児童文学のような扱いになってしまいましたが、作者であるメーテルリンクは、ノーベル賞を受賞した世界的な作家であると同時に稀代の神秘家でもありました。彼にとって、可視的な世界は、不可視な世界の一部でした。そうした人物が書いた作品として『青い鳥』を読み直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】メーテルリンク『青い鳥』(堀口大學訳・新潮文庫)

●第1回 配信予定日:2023年6月28日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第2回(最終回) 配信予定日:2023年7月19日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み



 
 タゴールは『ギタンジャリ』によって世界に知られることになり、アジア人としてはじめてノーベル賞を受賞します。この詩集は、何とも不思議な一冊です。題名のない作品によってまるで、言葉の織物のように言葉がつむがれていくのです。タゴールは、神を読者にするかのようにして次々に作品を書いていきます。この詩集は次のような一節から始まります。「おんみは わたしを限りないものになしたもうた―それが おんみの喜びなのです。この脆い器を おんみはいくたびも空にしては、つねに あらたな生命で充たしてくれます。」詩を書くとき人は、魂を神のために空にする、とタゴールはいうのです。 (講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】タゴール『ギタンジャリ』(森本達雄訳・第三文明社)

●第1回 配信予定日:2023年6月28日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第2回 配信予定日:2023年7月26日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第3回(最終回) 配信予定日:2023年8月30日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み


 
 宮沢賢治は、詩を書こうとして詩人になったのではないように思われます。詩ではなくては表現できない出来事が彼を襲い、彼を詩人にしたのです。それは愛する人の死であり、立ち上がれないないほどの苦しみであるようにも見えるのですが、それでもなお、生きていこうとする生のちからでもあるのではないでしょうか。賢治は確かに「かなしみ」の詩人です。しかし、彼は悲しみの人であるだけでなく「愛(かな)しみ」や「美(かな)しみ」の人でもあったのです。そして、何よりも彼は、もっとも高次な意味における「火の詩人」でもありました。だからこそ、その言葉から発せられる燈火(ともしび)は、私たちの魂を照らすのだと思います。
 詩を書くことは、言葉/コトバの火によって、自己を照らし出すことなのではないか、その可能性を賢治の言葉にふれながら、皆さんと感じ、考え、味わってみたいと願っています。 (講師:若松英輔)

【受講料】11,000円(税込)
【講座時間】約180分(約60分×3)
【書くワーク】含まれています
【テキスト】『宮沢賢治詩集』(新潮文庫)

●配信予定日:2023年6月7日(水) お申込み


 
 ヘレン・ケラーは、1歳7ヶ月のときに熱病によって、視力、聴力、そして語る力を封じられてしまいます。しかし、それは完全に消えたわけではなかったのです。7歳のとき、彼女が、家庭教師だったサリヴァン先生とともに「水」、すなわち「water」という言葉があることを知った話はよく知られています。このとき、彼女の世界は一変しました。物質の世界だったのが意味の世界に変わったのです。意味は、目には見えない光となって、その後の彼女の人生を導いていくことになります。
 彼女は、生涯を通じて、語ることによって、あるいは書くことによって人々に意味の光、すなわち「コトバの光」を届けようとしたのです。その行動は考えらないほど真摯なものでした。戦前のことです。小さな田舎の町で暮らしていた私の母すらも彼女の姿を見たことがあります。
 ヘレン・ケラーの生涯を顧みながら、朽ちることのないコトバの光をめぐって皆さんと感じ、考え、味わってみたいと願っています。 (講師:若松英輔)

【受講料】11,000円(税込)
【講座時間】約180分(約60分×3)
【書くワーク】含まれています
【テキスト】『奇跡の人 ヘレン・ケラー自伝』(小倉慶郎訳・新潮文庫)

●配信予定日:2023年6月14日(水) お申込み


NEW!
 
 やはり、この本はシュタイナー思想の原点であり、彼の他の主著を読み解こうとするときのたしかな入口です。シュタイナーは、人間は、心身という二層的存在ではなく、さらに重層的な存在だと考えています。彼に関する本を開くと「肉体、エーテル体、アストラル体、自我」という四つの「からだ」に関する記述に出会います。それは「体、生命、魂、霊」と置き換えてもよいものです。そのありようを高橋巌訳によるシュタイナー自身の言葉によって味わってみたいと思います。
 焦らず、問題を主体的に捉えながら、シュタイナーと対話するように読んでまいります。(講師:若松英輔)

【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】ルドルフ・シュタイナー『神智学』(高橋巌訳・ちくま学芸文庫)

●全6回(第1回〜第6回)まとめてお申込み<2,000円クーポンプレゼント!>
・書くワーク・質問付き 全6回まとめてお申込み
・書くワークなし 全6回まとめてお申込み


●第1回 配信予定日:2023年8月9日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第2回 配信予定日:2023年9月6日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第3回 配信予定日:2023年10月4日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第4回 配信予定日:2023年11月8日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第5回 配信予定日:2023年12月6日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第6回 配信予定日:2024年1月10日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み



<学び舎講座>

【受講料】各4,620円(税込)
【講座時間】 約90分
※学び舎では、若松以外の講師をお呼びして、様々な講座を行っています。
※学び舎の音声講座は実際の講座を録音したものです。
※学び舎は、課題提出および質疑応答はございません。


 
 ヘンリ・ナウエンは、現代において最も影響力のあるキリスト教思想家の一人です。キリスト教の信仰を持つ人にも持たない人にも通じる豊かな「霊性(スピリチュアリティ)」を開拓しました。苦しみ、悲しみ、虚しさ、無力感、挫折といった自らの個人的な経験をありのままに語りつつ、それらを超えた光を見出そうとするその姿勢は、世界中の多くの人々に勇気と励ましを与え続けています。
 キリスト教の霊性と心理療法を統合した『傷ついた癒やし人』は、自らの弱さや傷を、他者の弱さや傷を癒やすための原動力として生かし直すという斬新な観点を提示した、ナウエンの代表作です。
 今回の講座では、この著作を丁寧に読み取りながら、私達の、そして周りの人々の人生を照らし出すささやかな光を共に見出していきたいと思います。


講師 東京大学教授 山本芳久
東京大学教授。1973年生まれ、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は哲学・倫理学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教学。『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書)でサントリー学芸賞受賞。著書に『キリスト教の核心をよむ』(NHK出版)、『世界は善に満ちている:トマス・アクィナス哲学講義』(新潮選書)、『トマス・アクィナス 肯定の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『トマス・アクィナスにおける人格(ペルソナ)の存在論』(知泉書館)、『キリスト教講義』『危機の神学』(文藝春秋、若松英輔との共著)、『世界は善に満ちている』(新潮社)、『アリストテレス 『ニコマコス倫理学』』(NHK出版)、『「愛」の思想史』(NHK出版)などがある。

※各回、講座内容は異なりますので、一回ずつでもお楽しみ頂けます。

【テキスト】ヘンリ・ナウエン『傷ついた癒やし人(ナウエン・セレクション)』新版、渡辺順子訳、日本キリスト教団出版局、2022年。 ※各自お手元にご用意下さい。

●第2回 配信予定日:2023年5月31日(水) ※募集終了
根なし草の世代へのミニストリー
 ナウエンは、現代人の基本的な在り方を、「根なし草」という言葉で捉えています。自分の「外」にも「上」にも自分を支えるものを見いだすことのできない「内向性の世代」「父なき世代」である私たちが、どのようにして、自己の人生を導く新たな羅針盤を見出すことができるのか、『傷ついた癒やし人』の第二章を精読しつつ、学んでいきたいと思います。

●第3回 配信予定日:2023年6月14日(水)お申込み
希望なき人へのミニストリー
 ナウエンは、キリスト教の根本的なメッセージを、「希望」のメッセージとして捉えています。明日という日が「終わりのない真っ暗なトンネル」にしか見えない人生の谷間において、人は何を支えに生きていくことができるのか。『傷ついた癒やし人』の第三章「希望なき人へのミニストリー」を読み解きながら、共に学んでいきたいと思います。

●第4回 配信予定日:2023年6月28日(水)お申込み
孤独な牧会者によるミニストリー――傷ついた癒やし人――
 「イエス・キリストは、自分の傷を癒やしの力の大きな源とした」という、本書を導いているナウエンの根本的な洞察が、いよいよ、第四章において正面から語られます。孤独や虚しさという自らの傷にふたをするのではなく、それらを正面から直面することによってこそ開かれてくる自己自身との新たな関係性。そしてそこからこそ開かれてくる他者との新たな関係性。ナウエン思想のクライマックスに触れる最終回としたいと思います。

※レジュメはない場合がございます。
※学び舎講座は、ご質問、課題提出はございません。


NEW!
 
 昨年末に亡くなった前教皇ベネディクト十六世は、現代を代表する神学者でした。
彼は、「信仰」「希望」「愛」というキリスト教の最重要概念に関わる三つの回勅(教皇が全世界に送付する公式文書)を残しています。『神は愛』『希望による救い』『信仰の光』の三冊です。
 今回の講座では、このなかから、『希望による救い』を選び、精読していきます。この著作は、100頁程度のとてもコンパクトな本ですが、「希望」に関わる重要な洞察が凝縮して述べられた大変優れた書物であり、キリスト教の入門書としても、この書物を超える書物はなかなか見出されません。
 私達の日々の生活は、「希望」なしにはありえません。「希望」という「力」に支えられてこそ、毎日の生活は張り合いのあるものとなります。「希望」とはどのようなものであり、いかにすれば確固とした「希望」を抱くことができるのか、『希望による救い』を精読しながら、ご一緒に考えていきたいと思います。


講師 東京大学教授 山本芳久
東京大学教授。1973年生まれ、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は哲学・倫理学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教学。『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書)でサントリー学芸賞受賞。著書に『キリスト教の核心をよむ』(NHK出版)、『世界は善に満ちている:トマス・アクィナス哲学講義』(新潮選書)、『トマス・アクィナス 肯定の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『トマス・アクィナスにおける人格(ペルソナ)の存在論』(知泉書館)、『キリスト教講義』『危機の神学』(文藝春秋、若松英輔との共著)、『世界は善に満ちている』(新潮社)、『アリストテレス 『ニコマコス倫理学』』(NHK出版)、『「愛」の思想史』(NHK出版)などがある。

※各回、講座内容は異なりますので、一回ずつでもお楽しみ頂けます。

【テキスト】教皇ベネディクト十六世『回勅 希望による救い』(カトリック中央協議会)※各自お手元にご用意下さい。
※事務局で、15部ご用意いたしました。ご希望の方は、下記申し込みボタンより、別途お申込みください。(テキスト990円(税込)+送料・手数料200円=合計1,190円)。ご決済確認後、ご登録のご住所に発送いたします。
※この講座にご参加くださる方に向けまして、限定数を仕入れております。おそれいりますが、書籍と講座を同時にご購入いただけますようお願いいたします。
テキストお申込み



●第1回〜第3回まとめてお申込み<【特別対談音声】プレゼント> 13,860円(税込) お申込み

全3回まとめてお申込みをされた方に、山本先生と若松の特別対談の音声をプレゼント!

**プレゼント内容**
特別対談:「希望」という可能性――ベネディクト十六世『希望による救い』を中心に(約30分)

「希望」という言葉をあるべき場所に掬い上げようとする、『希望による救い』をよすがに、ふたりが熱をもって語り合います。
新講座へのイントロダクションとして、ぜひ講座前にお聴きください。昨今は抱きにくくなっている「希望」の、真の意味に出会う糸口ともなる内容です。ご一緒に、この一語のもつちからを、見つめられましたら幸いです。
【配信】講座お申込み後、3営業日以内にメールにて、対談聴講のためのURLをお送り致します。
【聴講期間】2023年9月6日(水)まで ※いつご購入・配信されても、聴講期限は同じです。
【講座時間】約30分

●プレゼントではなく、対談のご購入をご希望される方は以下よりお申込み下さい。
【受講料】1,320円(税込) お申込み



●第1回 配信予定日:2023年8月2日(水)お申込み
信仰とは希望である
 困難に満ちた「現在」に立ち向かうことができる「希望の力」。ベネディクト十六世が本書において述べようとしていることは、一言で言えば「希望」の有するそのような力です。そうした「希望」を抱くこととキリスト教の「信仰」を抱くことの間にある不可分なつながりを浮き彫りにしていきたいと思います。

●第2回 配信予定日:2023年8月16日(水)お申込み
キリスト教的希望の真の姿
 人間は、人生という旅を歩み続けていくために、小さな希望から大きな希望まで、様々な「希望」を必要としていますが、それらの「希望」が実現しても、決して満たされることがありません。自分が手に入れることができたものを常に超える更に大きな「希望」――「無限のもの」に対する希望――のみが人間を満足させることができると教皇は述べます。そうした「希望」の姿を浮き彫りにしながら、キリスト教の本質を明らかにしていきたいと思います。

●第3回 配信予定日:2023年8月30日(水)お申込み
希望を学び、実践するための「場」
 教皇は、「希望」についての抽象的な理論を述べるだけではありません。私達が「希望」を抱くことができるようになるための具体的な実践の「場」についての具体的な指針を示してくれています。「祈り」と「行動」と「苦しみ」という「場」において、どのように「希望」を学ぶことができるのか、共に学んでいきたいと思います。

※レジュメはない場合がございます。
※学び舎講座は、ご質問、課題提出はございません。





※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。
※決裁完了後にダウンロードできるPDFをご確認下さい。決済完了後、配信予定日になりましたら聴講URLをメールでご案内致しますので、しばらくお待ち下さい。(コンビニ払いを選んだ方は、払い込みが完了した時点でお申込確定となります)
※レジュメはPDFをダウンロードする形でご用意致します。もし、プリンターがない場合は、コンビニプリントをご案内いたしますので、ご相談下さい。
※ご聴講期限は、配信より1ヶ月間です。期限内は何度でもお聴き頂けます。聴講はストリーミングのみとなります。ダウンロードはできません。
※ご質問はお一人様2問までお送り頂けます。なお、講座によっては質問や課題提出がない場合もございます。各講座の詳細をご確認下さい。
※音声講座は基本的に実際の講座を録音したものです。一部、新録音のものもあります。


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