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ご自宅やお好きな場所で、お好きな時間にお聴き頂ける音声講座です。
読むことや書くことと向き合うことで、少しでも心が癒やされたり、穏やかな気持ちになったり、いつもの時間や生活に「人生の深まりや意味」を見い出すお手伝いができたらと、若松ともども願っております。


【講座内容】
・音声講座(URLクリックで簡単にお聴き頂けます)
・レジュメ
・課題提出&若松のコメント返送あり
・質疑応答(詳しくは下をご覧下さい)
※学び舎や入門編など、講座によっては形態が異なる(課題提出・質問・レジュメがないなど)ものもございます。

【聴き方】
お申込後、配信予定日に、聴講URLを記載したメールをお送り致します。
そのURLをクリックしてお聞き下さい。

🎧【お試し版】読むと書く入門
🎧【お試し版】柳宗悦「美の法門」

ポイント1 普段の講座がご自宅でも
気軽に外出できない時や、遠方のかたでも。お好きな時間に、また、時間のないときは小分けに聞いてもOK。ご自身のペースでご受講頂けます。

ポイント2 課題提出&若松のコメント付き
通常の講座と同じように、課題提出もして頂けます。

ポイント3 ご質問に若松がお答えします
お一人様2問まで、ご質問を承ります。若松からのこたえを録音したものを、毎週アップ致します。

 ※学び舎や入門編など、講座によっては課題提出、質問がないものもございます。


【配信予定日】
各講座の詳細に記載がございます。

【販売期間】
配信日の9:00まで

【聴講期限】
配信より1ヶ月間

【お申し込み方法】
配信予定日のお申込みボタンより、お願い致します。(決済ページstoresに移動します。storesの会員登録は事務局の会員登録とは異なります。ゲストでもご決済頂けますが、stores会員登録をされますと、次回より登録情報の入力が省略できます。)

※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。
会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。
※文章をお書きになることをお仕事とされている方のご参加は、恐れ入りますがご遠慮頂いております。
※ご入会頂けない場合もございますので、あらかじめご了承下さい。
※初めての方は講座参加費に加え、入会金5,500円(税込)を頂戴いたします。






講座一覧

※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。


NEW!ただいまキャンペーンでプレゼント中
 
 人は、とても創造的な、よい意味で自分の発した言葉に驚くことがあります。もちろん、書くことによっても同質のことは起こります。「雨ニモマケズ」はおそらく、賢治が書いた文章のなかで、もっともよく知られたものだと思います。しかし、賢治の生前は彼しかこの言葉を知らなかったのです。
 この詩のような誓いの言葉は、小さなノートに記されていたのを没後、発見されるのです。誰かと比べるのでも、単に秀でるのでもなく、どこまでも自分に忠実であること、使命感にしたがって日々を生きること、それが宮沢賢治の素朴な、しかし、何よりも重要なことだったのです。
 この言葉にふれるといつも、どこからともなく「誓願」という文字が浮かび上がってきます。誓いであるとともに悲願、そうしたものを私たちも自分のために見出せるとよいのではないでしょうか。 (講師:若松英輔)

☆対話形式・・・この講座では、若松のひもときに加え、聞き手(事務局代表:大瀧)が素朴な質問を投げかけていきます。テキストをより身近に深掘りしてゆく、対話形式の講座です。

※この講座は、現在キャンペーンプレゼントにもなっております。他講座を8,000円以上お申込で、無料でプレゼントしています。キャンペーンについて詳しく知りたい方はこちら

【受講料】3,300円(税込)
【時間数】約57分
【書くワーク】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】『新編 宮沢賢治詩集』(新潮文庫)

●配信予定日:2023年12月27日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み


 
 これまで皆さんと、イエスの死のあと、弟子たちがどのように変貌したのかが記された「使徒言行録」と、パウロの数多い手紙のなかで、もっとも重要な「ローマの信徒への手紙」を読んできました。この2つを響き合わせながら読む試みは、じつに味わい深く、それぞれがもう一方の謎を解き明かしてくれるようにも思われました。
 2023年1月からは「使徒言行録」の続きと、「ルカによる福音書」を読んでいきます。この2つの文書の作者は、同じ、あるいは極めて近しい人物、または共同体であると考えられてきました。現代の聖書学は、その一致を必ずしも厳密には認めませんが、霊性の伝統においての関係は、ある強度をもった近さがあると思います。
 『新約聖書』には、27の文書があり、複数の著者がいます。そうであってもこの書物が一巻として存在する意味が減じることはありません。むしろ、その意味をさまざまな文書を合わせ読むことを通じて感じ直してみたいと思います。 (講師:若松英輔)


【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク】なし
【質問受付】なし
【テキスト】新約聖書(下記のいずれかをご用意下さい。レジュメはございません)
@『聖書』(原文校訂による口語訳)(フランシスコ会聖書研究所訳注)5,500円または8,800円
値段の違いがありますが、文字の大きさと版型の差になります。(8,800円はともに大きめ)
本文は中身は変わりません。こちらには『旧約聖書』と『新約聖書』が共に収録されています。
(少し高額ですが、講師いわく「一生ものです」とのことです。)
A『新約聖書』(新版)(フランシスコ会聖書研究所訳注)1,870円
講座では、主にこの本を使います。こちらだけでも問題ありません。

●2023年12月27日(水)配信(24)「狭き門」 お申込み

「ルカによる福音書」の13章には、よく知られた「狭き門」に関する記述があります。神の道は、社会的立場や文化的な背景を超えて、すべての人に開かれている。誰かのための神ではなく、すべての人の神、それがイエスが伝えようとした「神」の姿でした。これを前提にしながら、イエスが「狭き門」という言葉を用いる意味を味わってみたいと思います。「使徒言行録」は25章に入る予定です。時の権力者によって裁かれようとするパウロが、いのちを賭けて語ろうとするのは、イエスの教えだけでなく、「生けるイエス」の臨在だったのです。


NEW!
●2024年1月31日(水)配信(25)「生きるとは天に宝を積むことである」 お申込み

「ルカによる福音書(ルカ伝)」は12章、「使徒言行録」は27章から最後の28章を読む事になるかと思います。ルカ伝では、天に宝を積む、という話が出てきます。この世で生きる本当の意味は、目に見える何かを積みあげることではなく、不可視な、しかし、神の眼には明らかな何かを彼方の世界に積むことだというのです。イエスは、私たちを確かな地平へと導きます。しかし、その場所は、私たちが思っていたのとは別なところなのかもしれません。
「使徒言行録」が終わったあとは、パウロの「コリントの人々への第一の手紙」を読み進めたいと考えています。


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 『神秘哲学』は、若き井筒俊彦の代表作であり、『意識と本質』と並ぶ彼の主著です。この本で井筒は、古代ギリシアの詩人から語り始め、ヘラクレイトス、パルメニデスなどの「ソクラテス以前の哲学者」、そしてプラトン、アリストテレスを経て、ローマ時代の哲学者プロティノスまでを論じています。
 井筒にとって「神秘哲学」とは、「語られざる哲学」であるとともに「語り得ない哲学」であり、そして、それは知性の営みであるだけでなく、人間の救済にまで直結するものでした。「哲学は人間を救い得るのか」という根本問題をこの本を通じて、皆さんと考えてみたいと思います。 (講師:若松英輔)


【受講料】13,750円(税込)
【講座時間】約220分(約55分×4)
【書くワーク・質問受付】あり
【テキスト】井筒俊彦『神秘哲学』(岩波文庫)

●2023年12月13日(水)配信(21) 「死の道としての哲学@」 お申込み

哲学とは、死の準備の道である、とプラトンは考えていました。それは師であるソクラテスも同じでした。ただ、ここで死を考えるとは、どのようにこの生涯を生き抜くのかということだけを意味しません。死のあとの魂のありかたを考えることでもあります。死は、平等に訪れます。誰にとっても死は、避けて通ることのできない根本問題である、とプラトンはいうのです。


NEW!●2024年1月24日(水)配信(22) 「死の道としての哲学A」 お申込み

この本の一つの極である「プラトンの神秘哲学」の章も終盤に近付いてきました。哲学とは、魂を世話することであり、魂の新生を経験することであるとプラトンは考えています。また同時に、人間界と超越界を架橋する道であり、愛の道、そして死の道であるともいうのです。また、哲学とは天に向かって行くことではなく、むしろ、内なる大地を掘り下げることであるとも語ります。プラトンにとって「哲学」とは、人々のあいだに善の炎を燃え立たせることだったのです。


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 やはり、この本はシュタイナー思想の原点であり、彼の他の主著を読み解こうとするときのたしかな入口です。シュタイナーは、人間は、心身という二層的存在ではなく、さらに重層的な存在だと考えています。彼に関する本を開くと「肉体、エーテル体、アストラル体、自我」という四つの「からだ」に関する記述に出会います。それは「体、生命、魂、霊」と置き換えてもよいものです。そのありようを高橋巌訳によるシュタイナー自身の言葉によって味わってみたいと思います。
 焦らず、問題を主体的に捉えながら、シュタイナーと対話するように読んでまいります。(講師:若松英輔)



【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】ルドルフ・シュタイナー『神智学』(高橋巌訳・ちくま学芸文庫)

●第6回(最終回) 配信予定日:2023年12月20日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

NEW!ルドルフ・シュタイナー『神智学』<第2ターム>

 第一タームを終え、「三つの世界」の章に入っていきます。「身体・魂・霊」という三つの「からだ」からなる人間は、物質界、魂界、霊界にもそれぞれつながっている、とシュタイナーは考えています。ここでいう「霊界」は死後の世界ではありません。生きている私たちがつながるもっとも高次な領域です。昔の日本人はそれを「天」という言葉で表現しました。社会、内界、彼方の世界と同時につながる存在、それが人間という存在の神秘だとシュタイナーはいうのです。
 シュタイナーはいつも根源的な場所から語り始めます。初めての方でも、シュタイナーの本を読んだことのない人でもご参加いただけます。 (講師:若松英輔)


★全6回(第1回〜第6回)まとめてお申込み<2,000円クーポンプレゼント!>
・書くワーク付き 全6回まとめてお申込み
・書くワークなし 全6回まとめてお申込み

●第1回 配信予定日:2024年1月31日(水)
・書くワーク付き お申込み
・書くワークなし お申込み


●第2回 配信予定日:2024年2月28日(水)
・書くワーク付き お申込み
・書くワークなし お申込み


●第3回 配信予定日:2024年3月27日(水)
・書くワーク付き お申込み
・書くワークなし お申込み


●第4回 配信予定日:2024年4月24日(水)
・書くワーク付き お申込み
・書くワークなし お申込み


●第5回 配信予定日:2024年5月29日(水)
・書くワーク付き お申込み
・書くワークなし お申込み


●第6回 配信予定日:2024年6月26日(水)
・書くワーク付き お申込み
・書くワークなし お申込み



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 この本は、河合隼雄の本のなかでも、もっともよく読まれたものの一つかもしれません。55篇の短いエッセイからなる随想集です。「からだ」には、処方箋に従って、さまざまな薬が提供されますが、「こころ」に必要なのは、薬だけでなく「ことば」だと河合隼雄は考えています。
 河合隼雄は、最初の本である『ユング心理学入門』においてすでに、「こころ」のおくにある「たましい」を問う文章を書いています。真の意味で「こころ」を生きるとは自己の「たましい」に出会うことだというのです。
 「たましい」において人は、自己だけでなく、時空を超えた他者とも出会い直すのではないでしょうか。その可能性をめぐって皆さんと「こころ」の世界を河合隼雄とともに旅してみたいと思います。 (講師:若松英輔)


【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】河合隼雄『こころの処方箋』(新潮文庫)

●第4回(最終回) 配信予定日:2023年12月13日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み



 
あるところでブレイクは「私はこの詩を精霊からの直接の命令で書いた」と述べています。ブレイクにとって詩を書くとは、言葉を巧みに用いて内心を表現することではなく、むしろ、言葉の使いになることだったのです。「無垢」「経験」「神」「天使」「春」など、彼の詩を読み解く「鍵語(キーワード)」を扉にしながら、言葉の奥に広がるイマージュと意味の世界を味わいます。「詩人」とはどんな存在なのかを考え、私たちの内なる詩人を目覚めさせることができればと願っています。柳宗悦のブレイク伝などにもふれながら講座を進めていきます。(講師:若松英輔)



【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】『対訳 ブレイク詩集』(松島正一編・訳、岩波文庫)

●第3回 配信予定日:2023年12月13日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第4回(最終回) 配信予定日:2024年1月17日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み


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 『神秘学講義』のなかで高橋先生は、幾度か今回のテキスト『神秘学序説』にふれていました。この2冊をつなげて読むことで理解はいっそう深まると思います。高橋先生はこの本で、自己の「神秘論」を語ろうとしているのではなく、広く開かれた「神秘学」の樹立を試みようとしています。この本は、思想家高橋巌の主著といってよい一冊です。
 神秘学とは、自己とは何かを見極めるだけでなく、自己と他者、自己と超越者とのつながりとその意味を探究する道程です。
 宗派的宗教の時代ではなく、霊性の時代がやってくると説いたフィオーレのヨアキム、インドの聖典『バカバッド・ギータ』、ユング、そしてシュタイナーの思想にふれながら、未曽有の神秘学のドラマが展開します。東西の霊性をつらぬくかたちで神秘学の歴史を感じながら、私たち自身と歴史を橋渡しする道を見出しつつ、自己への道を発見したいと思います。 (講師:若松英輔)


【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】高橋巖『神秘学序説』
ご希望の方は、下より@Aいずれかをお申込みください。ご決済確認後、3営業日以内にご登録のご住所に発送いたします。
※限定数のため、テキストと講座を同時にご購入いただけますようお願いします。
@高橋巖『神秘学序説』(古書・イザラ書房) テキスト@お申込み(古書・イザラ書房)
テキスト3,530円+送料・手数料300円=合計3,830円
事務局で一定数準備しました。品切れの古書のため表紙の色の褪せ、小口のシミなど経年感、使用感があります。入手が難しい古書ですのでご了承ください。
A高橋巖『神秘学序説』(冊子) テキストAお申込み(冊子)
テキスト 3,190円+送料・手数料300円=合計3,490円
著作権者である高橋巖先生に許可をいただいたうえで、読むと書く事務局が制作した冊子です。本文部分は@と同じものとなります。

●第1回 配信予定日:2023年12月6日(水) ※募集終了

●第2回 配信予定日:2023年12月27日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第3回 配信予定日:2024年2月7日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第4回 配信予定日:2024年3月6日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第5回 配信予定日:2024年4月3日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第6回 配信予定日:2024年5月8日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み


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<一度は読みたい大作>Xアンケート第1位!
 
  これから1年間をかけて、ドストエフスキーの代表作の一つ『カラマーゾフの兄弟』 を読み深めてみたいと思います。神、自己、自由、愛、祈り、信仰、運命など、この本を読み解く「鍵語」は、いくつでも挙げられそうです。しかし重要なのは「わたしの『カラマーゾフの兄弟』」や「わたしのドストエフスキー」に出会い、私たちが、より私たち自身に近づくことにほかなりません。それは同時に他者との関係も新しくされることになるように思われます。
 上中下の各巻を4ヶ月で、毎月およそ150ページを読み進めたいと思います。大切なのは「あらすじ」を理解することではなく、ドストエフスキーの言葉を扉にしながら存在の深みにふれることです。上巻の終わりには次のような一節があります。

「彼らは絶望しきってそう言うのだが、彼らの言ったことは神への冒涜になり、そのため彼らはいっそう不幸になるだろう。なぜなら、人間の本性は神への冒涜に堪えられずに、結局はいつも本性そのものが冒涜に対する復讐をするからなのだ。」(上巻、第五篇「大審問官」)
 ほんとうにそう言えるのか、ドストエフスキーの言葉をそのまま受け止めるのではなく、それと対話しつつ、問題を深めていきたいと思います。
 これまでドストエフスキーを読んだことのない人も、ぜひ、ご参加ください。一人では途中で諦めそうになることでも、仲間と読み進めることで、その先に行けるように思います。 (講師:若松英輔)


【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』全3巻(原卓也訳、新潮文庫)

【上巻 全4回】
●第1回 配信予定日:2023年12月6日(水) ※募集終了

●第2回 配信予定日:2024年1月10日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第3回 配信予定日:2024年2月14日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第4回 配信予定日:2024年3月13日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み


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NEW!
 
 永瀬清子にとって詩作とは、労働であり、求道であり、そして真摯な告白でもありました。熱に充ちた彼女の言葉を読むと、自分のなかにもこんな熱いおもいがあったのかと気づかされます。「あけがたにくる人よ」に象徴されるように彼女にとって詩作は、死者に言葉を贈ることでもありました。何よりも彼女の言葉を読むと、詩を書くことへの誇りを感じ直せるようにも思います。
 これまで永瀬清子の詩集のすべてが品切れで、入手も簡単ではありませんでした。そうしたなか岩波文庫で谷川俊太郎さんの編纂で『永瀬清子詩集』の刊行が始まりました。すべての詩集から代表作を収めた充実の一冊です。この詩集を読み解くことで、永瀬清子の言葉に導かれながら詩の世界をともに旅してみたいと思います。 (講師:若松英輔)



【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】谷川俊太郎選『永瀬清子詩集』(岩波文庫)

●第1回 配信予定日:2024年2月21日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第2回 配信予定日:2024年3月13日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み

●第3回 配信予定日:2024年4月17日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み


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NEW!
 
 クリスマスは、イエス・キリスト〔「救世主であるイエス」という意味です〕の誕生日です。しかし、イエスの生涯を記した四つの福音書のうち、イエスの誕生を描いているのは二つ「マタイ伝」と「ルカ伝」だけです。それぞれ光景は異なるのですが、大きな試練のなかで生まれたことは共有しています。そして、天使がともに大きな役割を担っているのです。
 世界中でクリスマスが祝われるのは、世を救う人がこの世界に生まれただけではありません。日々、私たちの内界でもイエスが新生していることを想い出すためです。シレジウスという詩人がこう歌っています。「神はあなたのために人間になったのだ。あなたがもう一度神にならなければ、誕生をはずかしめ、彼の死をあざけることになる」(『シレジウス瞑想詩集』上巻p.43)クリスマスは、私たちのなかに生きている聖なるものを感じ直す日でもあるのです。 (講師:若松英輔)



【受講料】4,400円(税込)
【講座時間】約90分(約45分×2)
【書くワーク・質問受付】あり(+1,650円)・なしが選べます
【テキスト】「マタイによる福音書」(1章18節〜2章23節 まで)『新約聖書』どの出版社でも大丈夫です。

●配信予定日:2023年12月27日(水)
・書くワーク・質問付き お申込み
・書くワークなし お申込み


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<学び舎講座>

【受講料】各4,620円(税込)
【講座時間】 約90分
※学び舎では、若松以外の講師をお呼びして、様々な講座を行っています。
※学び舎の音声講座は実際の講座を録音したものです。
※学び舎は、課題提出および質疑応答はございません。


 
  20世紀を代表するユダヤ人の宗教哲学者・社会思想家であるマルティン・ブーバーの主著である『我と汝』を丁寧に読み解いていきます。
 「あなた」との出会いを通じて「わたし」が初めて「わたし」として確立するという「我と汝」の関係を詩的な文体で哲学的に掘り下げて考察した『我と汝』は、哲学のみではなく、心理療法や社会思想の文脈においても現代に至るまで多大な影響を与え続けています。人間が国家や経済の強大な影響力のもとに疎外されている現代世界において、「わたし」が「わたし」らしさを取り戻して生き抜いていくための原動力を、『我と汝』は与えてくれます。
 魅力的な洞察に充ち満ちた『我と汝』を丁寧に読み解きながら、様々な困難に満ちた現代世界を生き抜くための生き生きとした手がかりを見出していきたいと思います。




講師 東京大学教授 山本芳久
東京大学教授。1973年生まれ、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は哲学・倫理学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教学。『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書)でサントリー学芸賞受賞。著書に『キリスト教の核心をよむ』(NHK出版)、『世界は善に満ちている:トマス・アクィナス哲学講義』(新潮選書)、『トマス・アクィナス 肯定の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『トマス・アクィナスにおける人格(ペルソナ)の存在論』(知泉書館)、『キリスト教講義』『危機の神学』(文藝春秋、若松英輔との共著)、『世界は善に満ちている』(新潮社)、『アリストテレス 『ニコマコス倫理学』』(NHK出版)、『「愛」の思想史』(NHK出版)などがある。

※各回、講座内容は異なりますので、一回ずつでもお楽しみ頂けます。

【テキスト】マルティン・ブーバー『我と汝』(講談社学術文庫)を各自お手元にご用意下さい。

●第2回 配信予定日:2023年12月20日(水)お申込み
「我―汝」の関係と、「我―それ」の関係
 第一篇「根源語」を精読します。
 ブーバーは、人間がこの世界と取り結ぶ関係を、「我―汝」の関係と、「我―それ」の関係に大別します。「私」と「あなた」との生き生きとした出会いによって実現する「我―汝」の関係と、「私」が自分の目的を実現するために手段として利用する「我―それ」の関係。人生において、この二つの関係はどちらも不可欠ですが、現代はあらゆる関係が「我―それ」の関係と化し、「我―汝」の関係が脅かされています。このような状況の中で、私達は、どのようにして「我―汝」の関係を取り戻していくことができるのでしょうか。
 第一回と第二回では、それぞれの関係の特徴を丁寧に解説しながら、「我―汝」の関係を人間がどのようにして獲得し、深めていくことができるのか、ご一緒に考えていきたいと思います。

●第3回 配信予定日:2024年1月10日(水)お申込み
●第4回 配信予定日:2024年1月24日(水)お申込み
真の「共同体」を求めて
 第二篇「人間の世界」を精読します。ここでは、ブーバーの共同体論が展開されています。孤立した「個人」の単なる寄せ集めとして社会を考える「個人主義」でもなければ、全体の中に自己が埋没してしまう「全体主義」でもない仕方で、ブーバーは真の「共同体」を構想します。それは、「我―汝」の関係を可能にさせる共同体であるとともに、「我―汝」の関係によって実現する共同体でもあります。現代において、どのような仕方で真の「共同体」が実現可能か、ブーバーとともに考えていきたいと思います。

●第5回 配信予定日:2024年2月14日(水)お申込み
●第6回(最終回) 配信予定日:2024年2月28日(水)お申込み
永遠の<なんじ>
 第三篇「永遠の<なんじ>」を精読します。  「永遠の<なんじ>」との出会いにおいてこそ、「私(我)」は真に「私(我)」になることができるとブーバーは述べています。
 「永遠の<なんじ>」とは、一言で言えば「神」のことです。
 逆に言えば、私達が、自分を真に自分らしくさせてくれる何ものかと出会うとき、その出来事を通じて、私達は「神」とも出会っていると言えます。誰かと真に深く出会うとき、私達は、その誰かとの出会いを超えて、この世界の根源と深くつながることができるのです。
  特定の宗教を超えて、「神(永遠の<なんじ>)」についてのブーバーの語りは、私達の心に強く訴えかけてくるものを持っています。
私が真に私となるためにはどうすればよいのか、「永遠の<なんじ>」についてのブーバーの考察を手がかりにしながら、共に考えていきたいと思います。

※レジュメはない場合がございます。
※学び舎講座は、ご質問、課題提出はございません。


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※音声講座は「読むと書く」会員様のみお申込み頂けます。会員証をお持ちでない方は、初めての方はこちらよりお申し込み下さい。
初めての方はアンケート・課題を当事務局で確認後のご入会およびご入金となりますので、お申込のタイミングにより、配信が遅れる場合がございます。お早めにお申込下さい。
※決裁完了後にダウンロードできるPDFをご確認下さい。決済完了後、配信予定日になりましたら聴講URLをメールでご案内致しますので、しばらくお待ち下さい。(コンビニ払いを選んだ方は、払い込みが完了した時点でお申込確定となります)
※レジュメはPDFをダウンロードする形でご用意致します。もし、プリンターがない場合は、コンビニプリントをご案内いたしますので、ご相談下さい。
※ご聴講期限は、配信より1ヶ月間です。期限内は何度でもお聴き頂けます。聴講はストリーミングのみとなります。ダウンロードはできません。
※ご質問はお一人様2問までお送り頂けます。なお、講座によっては質問や課題提出がない場合もございます。各講座の詳細をご確認下さい。
※音声講座は基本的に実際の講座を録音したものです。一部、新録音のものもあります。


若松英輔「読むと書く」運営事務局
E-mail :info@yomutokaku.jp
営業時間:月−金/9〜17時(祝祭日・当社規定の休日を除く)
※営業時間外に頂いたご連絡は、翌営業日以降にご対応させて頂きます。